最近ほんとに多いあおり運転のニュース。
ちょっと後ろから接近されるくらいだったら「急いでるのかな…?」って思って我慢できることもあるけど、ぶつかるくらいあおられたら恐怖ですよね。
最近はあおり運転の死亡事故も多く、法律も厳罰化されたみたいですし。
あおり運転じゃなくても、危ない運転をしてるドライバーも中にはいます。
幸いにも私は事故や事件に巻き込まれたことはないですけど「あぶないっっっ!!('Д')」って感じた瞬間は何度もありました…。
なので今では車にドライブレコーダーをつけています。
車同士のトラブルに遭遇した時にはドライブレコーダーが無いと身の潔白を証明することもできません。
たまたま目撃者がいてありのまま証言してくれればいいですけど、そんな不幸中の幸いはまずないでしょう…。
ドライブレコーダーは現代の車社会で必須のアイテムと言ってもいいと思います!
【目次】
ドライブレコーダーを取り付けていないと・・・
自分は安全運転をしていたのに事故に巻き込まれた場合、ドライブレコーダーがあれば非が無かったことを証明することができる可能性が高くなります。
また、事故の直後は相手が自分の過失を認めていたとしても後々発言を変えるということもよくある話です。
特に、「信号の色」「ウインカーを出していたかどうか」はドライブレコーダーの映像を見ればどちらが正しいか、客観的に判断しやすいですよね。
精度の高いドライブレコーダーであれば、スピードの出し過ぎとかもわかるでしょうし。
ただ、自分がいつも乱暴な運転をしていたりするとそれも記録に残ってしまってかえって不利になるかもしれないから注意が必要ですね(^^;
ドライブレコーダーの種類
どんなメーカーがある?
Yupiteru(ユピテル)
豊富なラインナップでシンプルなモデルから高機能なプレミアムなモデルまで取り揃えているメーカー。
50年にわたる映像技術や無線通信技術で培われた確かな技術で高品質な製品を作り続けています。
2019年に日本マーケティングリサーチ機構の調査では「品質満足度」「アフターフォロー満足度」「お客様満足度」の3部門で1位を獲得しています。
COMTEC(コムテック)
自動車メーカー向けのOEM製品を作ることで磨き上げられた技術をもとにした品質保証を確立。
製品の評価を「C/S(コムテックスペック)」により行うことで、最高品質の製品とサービスの提供という理念を守っています。
国内シェアはトップクラスであることからもユーザーからの信頼の厚さがわかります。
JVCケンウッド
2016年、2017年と2年連続で国内販売数量の1位を獲得したJVCケンウッド。
ドライブレコーダー市場へ参入してからそれほど長くはありませんが、昔からのファンも多いブランド力で今や国内トップクラスのシェアを維持しています。
nPLACE(エンプレイス)
国内の2020年1月度の某サイトの「シリーズ別ドライブレコーダー販売台数」においてドライブレコーダー「NDR-RC175」が2位を獲得。
これはJVCケンウッド、ユピテルの製品を抑えての2位ということもあり、急成長中のメーカーです。
CELLSTAR(セルスター)
自社工場で国内生産することによって徹底した高品質化を図っているメーカー。
品質管理に厳密なトヨタのディーラーでも取り扱われているというクオリティの高さが売りです。
機会が苦手な人でも使いやすいモデルが多いのも特徴です。
Pioneer(パイオニア)
2019年にドライブレコーダー市場への本格参入を公表したパイオニア。
オーディオ機器やカーナビのブランド「carrozzeria(カロッツェリア)」で世界トップレベルのシェアと技術を持っています。
まだ本格参入して日は浅いですがこれまでの技術がドライブレコーダーにも活かされているので今後も期待できるメーカーですね。
PAPAGO(パパゴ)
日本でドライブレコーダーが広く使われるようになるよりも前から生産している台湾のメーカーです。
ヨーロッパやアジアでは知名度はありますが、まだまだ日本では車に詳しい人でなければ知らないかもしれませんが世界的には実績のあるメーカーですね。
ドライブレコーダーを選ぶポイント
撮影できる範囲
- フロントカメラタイプ・・・前方のみ録画できるタイプ
- 前後2カメラタイプ ・・・前方と後方を録画できるタイプ
- 360°カメラタイプ・・・車の周囲すべてに加えて車内も撮影できるタイプ
使える予算に余裕があるのであれば360°撮影できる範囲がベストですね。
最近多い後方からのあおり運転に対応するためにも、前後2カメラくらいはあった方が安心だと思います。
画素数
せっかく撮影できていても「相手の車のナンバーが判別できない!」っていうんじゃ意味ないです。
それと、画素数が少ないと意外と信号の色を明確に識別できないなんてこともあるので、画素数はかなり重要です!
フルHDで200万画素以上の画質は最低限必要ですね。
視野角
ドライブレコーダーの撮影できる範囲を決めるのが「視野角」です。
視野角には、「水平画角」「垂直画角」「対角画角」の3つがあります。
- 水平画角・・・撮影画面の横の長さ
- 垂直画角・・・撮影画面の縦の長さ
- 対角画角・・・撮影画面の対角線の長さ
ドライブレコーダーにとって一番重要なのは「水平画角」です。
「水平画角」はできるだけ100°以上あるものを選ぶと効果的に撮影することができます。
夜間、逆光での画質
夜間は少ない光をひろって鮮明な画質で録画してくれる機能があると安心です。
また日中でも、暗いトンネルを抜けた直後には「白飛び」「白つぶれ」と言われる、画面が一瞬真っ白になってしまう現象が起こりやすくなります。
暗いところから急に明るいところに出るような、明暗差が激しい時にもはっきり画面に映してくれるものを選ぶといいと思います。
その他の機能
①GPS機能
事故が起こった時に正確な位置をGPSで把握して記録してくれる機能です。
走行速度を記録できるタイプもあるので、この機能があると便利です。
また、遠くにドライブに行ったりしたときの走行ルートやデータの確認にも役に立ちます。
②駐車監視機能
基本的にこの機能が付いているドライブレコーダーはエンジンを切っていても機能が作動します。
駐車監視機能は「当て逃げ」「いたずら」をされた時の加害者特定にぜひとも欲しい機能で、録画が始まる条件によって次の3種類があります。
- 常時録画・・・駐車中も常に録画
- 衝撃検知・・・駐車中に衝撃を検知した時に録画開始(Gセンサーとも呼ばれ、急ブレーキでも作動するタイプもある)
- 動体検知・・・カメラが人や車の動きを検知した時に録画開始
自分の車に誰も載ってない時の事故は泣き寝入りになってしまうことが多いので、これはかなり便利な機能ですよね。
③Wi-Fi対応機能
Wi-Fiでスマートフォンと接続することで、パソコンを使わなくても記録した画像を確認することができます。
製品によっては逆にスマートフォンでドライブレコーダーを操作することも可能です。
ドライブレコーダー人気売れ筋ランキング
●前後2カメラタイプ
ケンウッド DRV-MR745【2カメラタイプ】
- フロント・・・水平:122°垂直:63°対角:150°
- リア ・・・水平:100°垂直:52°対角:111°
- フロント・・・207万画素
- リア ・・・ 〃
前後2カメラながらも、幅広い記録画角を持っているのでほぼ360°撮影することができます。
ドライブレコーダー業界トップクラスの明るさを誇る「F1.8明るいレンズ」を採用しているのも特徴ですね。
リアカメラには「スモークシースルー機能」を搭載しているので、リアガラスがスモークの場合でも後方を鮮明に映してくれます。
◆その他の機能
- 前方、後方同時録画
- LED信号機対応
- 地デジ干渉対策
- GPS、Gセンサー機能搭載
- 前後ともフルハイビジョンカメラを採用
- 駐車監視機能有り(別売り電源ケーブルが必要)
エンプレイス NDR-RC175【2カメラタイプ】
- フロント・・・水平:122°垂直:63°対角:150°
- リア ・・・水平:100°垂直:52°対角:111°
- フロント・・・フルHD200万画素
- リア ・・・100万画素
「常時録画モード」「イベント録画モード」「手動録画モード」「駐車モード」の4つの録画モードを搭載。
2カメラでありながらも価格が1万円ちょいのコストパフォーマンスの良さも魅力ですね。
◆その他の機能
- WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能搭載で適切な明るさに画質を自動調整
ユピテル WDT500【2カメラタイプ】
- フロント・・・水平:128°垂直:68°対角:153°
- リア ・・・水平: 82°垂直:45°対角: 95°
- フロント・・・フルHD200万画素
- リア ・・・100万画素
リアカメラは上下に可動するので縦方向の位置調整が簡単にできます。
フロントカメラユニット、リアカメラユニット共にコンパクトな取り付けが可能で運転の邪魔になりません。
「駐車監視機能」を利用するためには「電源監視機能付電源ユニット OP-VMU01」が別途必要になるので注意が必要です。
シガープラグの代わりに電源直結ケーブルを付属した「電源直結モデル」。
後方のカメラがフルHDタイプの上位機種「WDT600」も販売されています。
◆その他の機能
- GPS、Gセンサー搭載
- フロントカメラにHDR(ハイダイナミックレンジ)搭載。「白飛び」「黒つぶれを」抑えて鮮明に撮影
コムテック ZDR025【2カメラタイプ】
- フロント・・・水平:140°垂直:72°対角:172°
- リア ・・・水平:135°垂直:71°対角:167°
- フロント・・・フルHD200万画素
- リア ・・・ 〃
後ろから接近する車を検知してアラームや音声で知らせてくれる「後続車両接近お知らせ機能」を搭載。
設定をすることで、後続車の接近を検知した場合に自動的に録画を開始する「後続車接近録画データ」として記録も可能です。
4つの安全運転支援機能も備えています。
- 先行車の発進を知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」
- 前方の信号が青信号であることを知らせてくれる「前方信号お知らせ機能」
- 急加速や急減速、急ハンドルを知らせてくれる「ドライブサポート機能」
- 設定車速を超えた場合に知らせてくれる「車速アラーム機能」
◆その他の機能
- 駐車監視機能(別売りのコードが必要)
- タイムラプス録画
- 全国のLED信号機に対応
- 事故発生時の緊急録画停止機能
- 衝撃感度11段階調整可能
KENWOOD DRV-MR740【2カメラタイプ】
- フロント・・・水平:100°垂直:52°対角:111°
- リア ・・・ 〃 〃 〃
- フロント・・・フルHD210万画素
- リア ・・・ 〃
別売りの電源ケーブルを使用することで最長24時間の、衝撃およびレンズ範囲内の動体検知による「駐車監視録画」が可能。
ケンウッドの強みである、業界トップクラスの明るさを誇る「F1.8明るいレンズ」を採用しています。
各種の運転支援機能も搭載しています。
- 前方衝突警告
- 車線逸脱警告
- 発進遅れ警告
- リフレッシュ通知
- エコドライブ表示
◆その他の機能
- 2つのカメラの映像を切り替える「画面切替」機能
- 急激な明るさの変化に強いHDR(ハイダイナミックレンジ)搭載
- LED信号機の無点灯記録を防ぐ「LED信号機対応」
- テレビ放送への電波干渉を抑える「地デジ干渉対策」
●360°カメラタイプ
ユピテル 720度 (360度+360度)全天球ドライブレコーダー Q-01【360°カメラタイプ】
- 水平:360°垂直:360°(※2カメラの映像を合成)
- 200万画素
業界初となる前後左右、上下の720°を撮影することのできるドライブレコーダー。信号直前で停止した時に信号が映らないといったトラブルなどを改善してくれます。
事故の衝撃により録画が起動した最中に2度目の衝撃があった場合にも連続で記録できる「マルチトリガー機能」を搭載。
別途オプションの「電圧監視機能付電源ユニット OP-VMU01(車のバッテリーから給電する場合)」「マルチバッテリー OP-MB4000 + 接続ケーブル OP-CB5R(車のバッテリーに負荷をかけたくない場合)」のどちらかを使うことで、駐車監視機能を利用することが可能です。
注意点として、この製品は本体に液晶画面がついておらず、「本体の設定」「映像の確認」「SDのフォーマット」を行うためにPCが必要になります。
また、ユピテル専用のSDカード)を専用のアプリでフォーマットしてから使わなければならないのでPCに慣れていない方だと少し大変かもしれません。
ユピテル 360度 全方向対応 ドライブレコーダー Q-20P【360°カメラタイプ】
- 水平:360°垂直:240°
- 340万画素
撮影する画像の質に大きく影響する「CMOSセンサー」部分に、暗所等でも鮮明な記録ができるSONY製のSTARVIS™センサーを採用しています。
2種類のオプションのどちらかを購入することで2つの安全駐車機能を使うことができます。
別途オプションの、「電圧監視機能付き電源ユニット(OP-VNU01)」「マルチバッテリー(OP-MB4000)」のどちらかを使うことで、駐車監視機能を利用することが可能です。
「常時記録」「イベント(Gセンサー)記録」「手動(ワンタッチ)記録」の3通りの方法で録画することができます。
パソコンで確認するためのビューワーはWindows専用なので注意してください。
セルスター 360°撮影ドライブレコーダー CS-360FH【2カメラタイプ】
- フロント・・・水平:188.6°垂直:102.8°対角:190°
- リア ・・・ 〃 〃 〃
- フロント・・・フルHD210万画素
- リア ・・・100万画素
2カメラタイプながらも、前方180°、車内と左右の180°でほぼ360°の撮影が可能なドライブレコーダーです。
2カメラなのでゆがみが少なく、STARVIS IMX307を搭載しているので夜に強く、高画質で明るい映像を撮影することができます。
専用のビューワーをダウンロードすることで「前方」「左側」「車内・後方」「右側」の360°ぐるぐる回してパノラマで確認することも可能です。
4種類、計81基の衛星が使用可能。山間部や高層ビルが立ち並ぶような測位が不安定な状況でも高い精度を誇っています。
政府機関が発令する「災危通報」を、表示や音声で通知してくれる機能がついています。
KENWOOD 360度撮影ドライブレコーダー DRV-C750【360°カメラタイプ】
- 水平:360°垂直:240°
- 340万画素
こちらの製品もKENWOODのウリである、業界トップクラスの明るさを誇る「F1.8明るいレンズ」を採用しています。
4種類の録画モードを好みに応じて選ぶことで、撮影範囲の指定が可能です。
- 2分割・・・前方、車内を撮影
- 4分割・・・前方、車内、左、右
- パノラマ・・・全方位を撮影し、確認時に見たい範囲を選ぶ
- ラウンド・・・360°全方位を円形に動画で確認できる
「交通事故時ドライブレコーダー買替保証金制度」の対象製品なので、事前に登録しておけば事故で使えなくなった際に一律4万円の補償金が受け取れます。(※詳しくは「ドライブレコーダー協議会」ホームページでご確認ください)
低フレームレート記録モードにより、少ない容量のSDカードでも長時間記録することができます。
ファイル破損防止機能「スーパーキャパシター」搭載。
後方の撮影をもっと鮮明にしたいのであれば、別売りオプションのリアカメラ「CMOS-DR750」も発売されています。
コムテック 360度対応ドライブレコーダー HDR360G【360°カメラタイプ】
- 水平:360°垂直:240°
- 340万画素
本体をフロントガラスに直接固定できるので、視界の邪魔にならず、安全な運転の妨げになりません。
バックアップの機能として「スーパーキャパシター」が搭載されているので、事故やトラブル時に電源が切断されても記録した映像を保護できます。
SDカードが破損して録画できない状態でも気づかないということが無いよう、起動時にmicroSDHCカードをチェックし、異常時には液晶画面で知らせてくれるので安心です。
直接配線コード「HDROP-14」を使えばエンジンを切っていても最大12時間、駐車中も360°の範囲を記録することができるので当て逃げにも対応することができます。
その他にも、「衝撃感度は11段階で調整可能」「全国のLED信号機に対応」「イメージセンサーを大型化することで従来よりも鮮明で夜間の明るい映像を記録」など、いろいろな機能が備わっています。