仕事やプライベートで疲れ切っているとこういう胸に染みるバラードが無性に聴きたくなります。歌詞がちょっと抽象的ではあるけれど、ただただボーっとメロディに浸っていたい時はあまり具体的じゃない歌詞の方が感情移入できるんですよね…。この前クルマの中でこの曲を流していたらリアルタイムで聴いていた高校生の時の懐かしい記憶と、今の慌ただしい毎日を比べてしまって涙腺がゆるみまくってしまったことは内緒です😭
「大地の物語」は1991年にリリースされたTMNの8枚目のアルバム「EXPO」に収録。優雅で大陸的な雰囲気を持ったバラードでTMNの曲としては珍しいくらいエモーショナルに泣き叫んでいる間奏のギターと、流麗なピアノの組み合わせがとにかく感動的な曲です。木根さんはクイーンのようなギターをフィーたーしたバラードをイメージしたとのことで、言われてみればブライアン・メイの姿を思い浮かべながら聴いても違和感はないかもしれないですね…。
↓Youtube【大地の物語 TMN TM NETWORK】
世間的にはTMNと言えば小室哲哉さんがほとんどの曲を作ってるイメージが強いと思うけど、この曲の作曲者は木根尚登さん。小室さんは作詞と編曲を担当。詩を書くのがとても楽しく、降って来る感じで歌詞を次々に書き進められたそうで、自分が作曲した曲よりも言葉を載せやすかったと後に語っています。
ちなみに「大地の物語」はあの有名なカメリアダイアモンドのCMソング。たぶん40代以上の音楽好きな方なら知ってる人は多いんじゃないでしょうか？
そのCMソングの3部作のうちの1曲がこの曲で、あとの2曲は「Love Train」と「We Love The Earth」というテイストの違うこちらも名曲。一度聴いたら覚えてしまいそうなくらい耳なじみの良い曲なので口ずさみやすく、私もカラオケで何度お世話になったことかわかりません💧
「Love Train」
「We love the EARTH」
「大地の物語」
