taiyoukei

私は昔からプラネタリウムや、宇宙から見た星の映像が好きでした。

キラキラ光る夜空の星座を眺めてると癒されるし、真っ暗な宇宙で色とりどりに光る星ってめちゃめちゃ綺麗じゃないですか?

私たちの住む太陽系が属している天の川銀河(銀河系)だけでも恒星の数は数千億も存在すると言われています。

そして宇宙にはそういった銀河がさらに数千億もあるって言うんですから、ちょっとスケールが大きすぎてピンとこないですよね…。

太陽系の中だけで考えても、地球の隣の火星にすら人類はたどり着いたことがないんだからまだまだ宇宙は謎だらけ。

NASAは2033年の到着を目指しているらしいから、少なくともあと10年以上は実現しなさそうです…。

そんな途方もない宇宙。

今回はその中でも私たちが暮らしている地球が属する "天の川銀河" の、太陽系の天体をもっと詳しく知りたくて自分なりにまとめてみました!

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太陽(Sun:サン)

sun

©2010 Wikipedia

太陽系の重力を支配している恒星

太陽はただ暖かいだけでなく、太陽系の惑星をその重力でつなぎとめているという意味でも重要な恒星です。

太陽がなければ太陽系の惑星は全部宇宙に放り出されてしまうわけだから、考えただけでも恐ろしいですね。

現在の太陽の年齢が46億歳、残りの寿命が50億年と言われているのでその前に地球が寿命を迎えそうな気もしますけどね…。

太陽を構成している物質は、水素がおよそ70%、ヘリウムが30%弱、残りが炭素・窒素・酸素で、中心部分では核融合によって大きなエネルギーが常に作りだされています。

表面の温度は約6000℃ですが、突発的な爆発現象の「フレア」や、放出されるガスの炎「プロミネンス」はさらに高温で、太陽表面からぼんやりと宇宙に広がった「コロナ」にいたっては100万℃にもなります。

このフレアで放出されるエネルギーは広島に落とされた原子爆弾1億発分に相当するほどのエネルギー。

そんな強力なエネルギーと、地球が100万個も収まるという巨大さを誇っている太陽ですが、宇宙レベルで見ると恒星の大きさとしてはごく平凡。

オリオン座の恒星「ベテルギウス」は太陽の700~1000倍もあるんですから宇宙はほんと広いですね。

直径 1,390,000 km
質量 地球の33万 倍
表面温度 6,000 ℃
地球からの距離 1億5,000万 km

1. 水星(Mercury:マーキュリー)

Mercury

©2008 Wikipedia

水星はどんな惑星?

太陽系の惑星の中で一番内側をまわっている水星は、太陽系の中で一番小さい星です。

水星の特徴は「カロリス盆地」と「リンクルリッジ」。

「カロリス盆地」は水星の地表にある直径1,550kmにも及ぶ巨大なクレーターで、太陽系の地球型(岩石型)惑星の中でも最大のクレーターです。

「リンクルリッジ」は、水星が誕生する過程で内部が冷えて縮んだことで発生したと考えられている、水星特有の断崖地形。

リンクルリッジは、大きいところだと高さ2km、長さは500kmもあるそうです。

水星は地球と同じく地表がある岩石惑星で、密度の高い鉄・ニッケル合金でできた核が全質量の80%を占めています。

太陽に最も近い上に自転の周期が長く、地球の日数に換算すると176日で昼と夜が入れ替わるので、昼と夜の温度差が大きいのも特徴の一つ。

昼は430℃、夜は-200℃という過酷な環境なので人間が住むことはまず不可能ですね…。

惑星タイプ 地球型(岩石型惑星)
直径 4,900 km
質量 地球の0.05527 倍
表面温度 430 ℃  ~  -200 ℃
地球からの距離 約8,000万 ~ 2億1,000万 km
衛星の数 0
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2. 金星(Venus:ヴィーナス)

Venus

©1990 Wikipedia

金星はどんな惑星?

夜空に金色の宝石のように輝いている見た目に反して、地獄のような環境なのがこの金星です。

地球から見ることのできる星としては、太陽、月の次に明るく見えるので、昔から「明けの明星」「宵の明星」などと呼ばれて親しまれてきました。

金星の特徴は「大気圧と温度の高さ」「濃硫酸の雲」、上空を吹き荒れる「スーパーローテーション」です。

金星の大気の密度は太陽系で最も高く、地球と比較するとなんと90倍!

人間が地表に降りたとしたらそれだけでつぶれて死んでしまいます…。

金星には火山が多く、そこから噴き出した二酸化炭素が上空で厚さ60kmもある分厚い雲になっています。

その分厚い二酸化炭素の雲に覆われているため、金星の地表は昼も夜もなく常に450~500℃。

太陽に近いから気温が高いというよりは、二酸化炭素の温室効果によって気温が高くなってるんですね。

金星の地表の大部分で流れている溶岩に含まれている黄鉄鉱が原因となって発生する濃硫酸の雲。

濃硫酸の雨はすぐに蒸発してしまうので地表に落ちることはありませんが、雲が濃硫酸ってだけでも恐ろしい環境ですよね…。

また、金星の上空には「スーパーローテーション」と呼ばれる秒速100mに迫る勢いの猛烈な風が吹いています。

これまで地球で観測された最大風速が1996年のサイクロン「オリビア」の秒速113m。

それと同じレベルの風が常に吹き続けているんだから、金星が太陽系で最も過酷な星と言われるのもわかる気がします。

惑星タイプ 地球型(岩石型惑星)
直径 12,000 km
質量 地球の0.8150 倍
表面温度 約470 ℃
地球からの距離 約4,000万 ~ 2億6,000万 km
衛星の数 0

3. 地球(Earth:アース)

earth

©1972 Wikipedia

地球はどんな惑星?

太陽系に属する岩石型惑星の中で最も重い惑星であり、唯一生命の存在が確認されている地球。

最高温度は60℃、最低温度は-60℃ですが1年を通しての平均気温は15℃~20℃ほど。

地球表面の7割は海で、生物が生きていくために必要不可欠な水が豊富であることからも、人間にとってかなり過ごしやすい環境です。

大気はおよそ78%が窒素、21%が酸素、残りの部分は微量の二酸化炭素と水とアルゴンで構成されています。

二酸化炭素は少なすぎると寒くなり、反対に多すぎると温室効果で暑くなりすぎてしまうので、地球の二酸化炭素の量が絶妙なバランスで保たれているのがわかりますね。

地球上にいると感じにくいというか感じることはできない、地球の自転と公転スピード。

実は地球の自転速度は時速1,600km、公転は時速10万7300kmという猛烈なスピードなんです。

そんなスピードで回転していたらいくらなんでも体感できそうな気もしますけど、わからないもんなんですね…。

地球は高速回転する自転の影響で、赤道付近の直径が一番長くなっており完全な球体じゃないっていうのも私は最近知りました(笑)。

惑星タイプ 地球型(岩石型惑星)
直径 13,000 km
質量 5.972×1024 kg
表面温度 約60 ℃  ~  -60 ℃
地球からの距離
衛星の数 1

地球の衛星

月(Moon)

moon

©2010 Wikipedia

地球の周囲をまわる唯一の衛星である月は太陽系の中では5番目の大きさ。

主星に対する大きさで比較すると、太陽系で最も大きな衛星です。

地球からの距離はおよそ38万kmなので、ロケットであれば3~4日程度で到着することができます。

地球から一番近い天体なので、太陽を除けば地球から見て最も明るく輝く天体。

1969年の「アポロ11号」から1972年の「アポロ17号」まで、人類は計6回月面への到達を成功させています。

月は自転と公転の周期がどちらもほぼ27日で一定しているので、地球から見えるのはいつも月の同じ部分。

裏側は見ることができません。

月の起源は、火星くらいの大きさの天体が地球に衝突し、飛び散った破片から生まれたという「ジャイアントインパクト説」が最も有力視されていますが、

  • 塵が集まって形作られた「兄弟説
  • 地球の自転が早かった時代に赤道部分がちぎれて飛び出した「親子説
  • 地球の近くに来た天体が地球の引力につかまった「他人説

など諸説あり、どれが正しいのかはまだはっきりと解明されてはいないみたいです。

直径 3500 km
質量 地球の0.0123 倍
表面温度 110 ℃  ~  -170 ℃
地球からの距離 約38万km

4. 火星(Mars:マーズ)

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©1999 Wikipedia

火星はどんな惑星?

火星は直径が地球の半分ほどの大きさで、地球から2番目に近い惑星です。

1日の周期がほぼ24時間であることから、地球に最も環境が似ている惑星とされています。

地球と同じく自転軸が傾いているので四季があります。

ただ、公転周期は地球の2倍なのでそれぞれの季節が6か月続くというのが火星の四季の特徴です。

火星の見た目が赤いのは、地表に含まれる酸化鉄が原因。

雨ざらしになってサビた状態と似たような感じになっているので赤っぽく見えています。

火星には人類にとってなくてはならない、水の存在が確認されています。

南極には数百メートルにわたる氷が発見されているし、同じく南極の氷床の下には水を主成分とする氷の存在も発見されています。

ただ、天候は不安定で、昼と夜の温度変化も極端です。

砂嵐が突然発生したり、日中の最高気温が15℃なのに夜になると-100℃を下回ったりするので、いくら太陽系の中で一番地球に環境が近いとはいえ、人類が住めるようになるのはまだまだ先のことでしょうね…。

惑星タイプ 地球型(岩石型惑星)
直径 6800 km
質量 地球の0.1074 倍
表面温度 15 ℃  ~  -100 ℃
地球からの距離 約5,500万  ~  4億 km
衛星の数 2

火星の衛星

第1衛星:フォボス(Phobos)

fobos

©2008 Wikipedia

フォボスは太陽系の惑星の中では最も主星に近い星。

月のようにきれいに丸い形にはなっておらず、一見するとただの隕石のように見える形状をしています。

火星の自転速度より速いスピードで公転し、徐々に火星の重力に引き付けられているので、やがて火星の重力に耐えられず楕円形になって破壊されるか、火星そのものにぶつかって破壊されてしまうとされている衛星です。

第2衛星:ダイモス またはデイモス(Deimos)

Deimos

©2009 Wikipedia

フォボスよりも小さく、こちらも球形ではなくいびつな隕石のような外観です。

ダイモスは公転の軌道が火星から充分に遠いので、火星からの距離は年々遠ざかっているところはフォボスとは逆ですね。

Deimosという名前はギリシャ神話に出てくる "恐怖の神" にちなんで名づけられています。

なぜそんな恐ろしい神から名前を付けたんでしょうか…。

5. 木星(Jupiter:ジュピター)

Jupiter

©2000 Wikipedia

木星はどんな惑星?

太陽系最大の惑星である木星は、地球以外のすべての惑星を内部に取り込んだとしてもまだまだ余裕があるほど大きい惑星です。

その周囲を70以上の衛星がまわっているので、太陽系を小さくしたようにも見えるかもしれませんね。

核は岩石や氷ですが、表面はガスで覆われただけなので地表を歩くことはできません。

木星の見た目の特徴は「縞模様」と「大赤班」です。

木星は10時間で1回転という猛烈なスピードで自転をしていて、その風速は時速360km。

あまりにも回転が速いために完全な球体にはならず、赤道部分が卵のように膨らんだ形をしています。

この高速回転により発生するジェット気流が縞模様です。

大赤班は1,665年ごろフランスの天文学者「ジョバンニ・カッシーニ」によって発見された超巨大なハリケーン。

地球が2~3個入ってしまうほどの想像を絶する大きさで、発見されてから何百年も経っているにもかかわらず、一度も消えたことがないといわれています。

あまり知られていないかもしれませんが、木星にも土星と同じようにリングがあります。

ただ、木星のリングは非常に細くて暗いために地球からは見えづらいんですね。

木星を取り囲む衛星のうち、最も大きい4つは双眼鏡でも確認することができます。

この4つは1610年にイタリアの天文学者、ガリレオが発見したことから「ガリレオ衛星」と呼ばれています。

ガリレオ衛星の発見によって地球以外の星をまわる天体があること、周囲の天体が地球を中心に回っているわけではないことがわかったんですね。

そんな昔の双眼鏡で木星の衛星を見つけるなんて凄すぎますね…。

惑星タイプ 木星型(巨大ガス惑星)
直径 143,000 km
質量 地球の318 倍
表面温度 -140 ℃
地球からの距離 約5億9000万  ~  9億6000万 km
衛星の数 70以上

木星の衛星

第1衛星:イオ(Io)

Io

©1999 Wikipedia

木星の中心から約42万km、一番近いところをまわっている衛星で大きさは月と同じくらい。

太陽系で最も地質活動が活発で、絶え間なく火山が噴火している天体なので、写真で見るとピザ生地を焼きすぎたようにボコボコに荒れた地表に見えます。

地表に降り積もった硫黄の影響で黄色や赤っぽく見えるのも特徴です。

第2衛星:エウロパ(Europa)

Europa

木星の中心から67万km付近を公転している第二衛星、エウロパ。

エウロパには地球よりも多い水が存在すると言われていますが、氷の厚さは少なくとも3km。

地球から遥か遠い場所でこの氷を掘削するのは難しいので、生命の存在を知ることはまだできていません。

エウロパの地表にはフライパンに傷が付いたような赤茶色の筋模様が無数にあります。

これは下層の岩石やガスが地表の氷を突き破って噴出することによるものだと考えられています。

第3衛星:ガニメデ(Ganymede)

Ganymede

©1998 Wikipedia

ガニメデは太陽系すべての衛星の中でも最大の衛星で、直径は約5300km。

これは水星を上回る大きさでもあり、太陽のまわりを公転していたら太陽系で8番目に大きい惑星になっていたほどです。

隕石や塵に覆われているので表面は黒っぽく見えますが、その奥は一面氷になっていると考えられています。

第4衛星:カリスト(Callisto)

Callisto

©2001 Wikipedia

ガニメデ、タイタンに次いで太陽系で3番目に大きい衛星がカリストです。

カリストは太陽系で最もクレーターが密集する衛星。

表面を覆っている氷の下には塩水の海があると考えられていますが、凍結している可能性が高いために生命の存在については無いものと推測されています。

6. 土星(Saturn:サターン)

Saturn

©2008 Wikipedia

土星はどんな惑星?

土星は太陽系2番目の大きさの巨大なガス惑星で、太陽系で最も多い80以上の衛星があります。

中心部の核が岩石と氷でできていること、自転はおよそ10時間で1回転することなど、同じガス惑星の木星とは似た部分が多いです。

土星の特徴は「大白斑」と「リング」。

木星の大赤班は赤い色の渦ですが、土星の大白斑は白い渦。

大赤班のように何百年も発生し続けることはなく、大白斑は数週間から数か月ほどで消えてしまうのが大きな違いです。

土星と言えば美しいリングですよね。

太陽の光を70%以上反射するので土星本体以上に明るく見えることがあります。

土星の象徴とも言えるこのリングの見え方は時間の経過とともに刻々と変化します。

そして15年に1度、地球がリングの真横に来ると見えなくなってしまうそうです。

リングの幅は20万km。

地球と月の距離が38万kmだからかなり長い距離であることがわかります。

しかしその厚みはなんと数10m~数100mしかありません。

そして、リングは大部分が氷の粒子で、実は土星に雨のように降り注いでいます。

このまま降り続ければおよそ1億年ほどで土星のリングは無くなってしまうんですね。

惑星タイプ 木星型(巨大ガス惑星)
直径 120,000 km
質量 地球の95 倍
表面温度 -160 ℃
地球からの距離 約12億  ~  16億5000万 km
衛星の数 80以上

土星の衛星

第6衛星:タイタン(Titan)

taitan

©2009 Wikipedia

土星の中心から122万kmのところを公転する衛星で、ガリレオ衛星に次いで発見されました。

土星の衛星の中で最大であり、太陽系全体でもガニメデの次に大きい2番目の大きさを持っています。

地球の気圧よりも1.6倍濃い大気を持っているタイタン。

大気の濃度が高くて重力は小さいので、羽を付ければ人間でも空を飛べるかもしれないとも言われています。

この濃い大気のためにタイタンを撮影してもぼやけてしまい、他の衛星のようにハッキリとした写真を撮ることが難しい惑星でもあります。

第2衛星:エンケラドゥス(Enceladus)

Enceladuss

©2005 Wikipedia

太陽系で最も白い星と言われるエンケラドゥス。

表面が真っ白な氷で覆われていて、太陽の光を100%反射するために白く美しく輝いて見えるんです。

直径は約500kmで、月の7分の1ほどしかない小さな衛星が注目されたきっかけは探査機カッシーニがとらえた間欠泉の画像。

南極付近にある「タイガーストライプ」と言われる青と白の縞模様が発見されたことによって、地下に熱水があることが判明しました。

これによりエンケラドゥスに微量な大気があることがわかり、木星のエウロパと同じように生命が存在する可能性が高い星の一つに挙げられています。

7. 天王星(Uranus:ウラヌス)

Uranus

©2005 Wikipedia

天王星はどんな惑星?

表面を覆うガスに含まれるメタンが赤橙色の光を吸収してしまうので、天王星は青緑色に見えています。

昔はその大きさと位置から「ガス型惑星」に分類されていた天王星。

その後の調査によって5割以上が水などの氷でできていることがわかり「氷型惑星」に分類されましたが、固い地表というものは存在しません。

天王星が他の惑星と違うところは、自転軸が大きく傾いているところ。

遥か昔に巨大な天体とぶつかった結果、自転軸が軌道面に対して98°も傾いてしまったと言われています。

そのため天王星の1日は地球の時間で84年、昼と夜がそれぞれ42年も続くんですからビックリですね…。

惑星タイプ 天王星型(巨大氷惑星)
直径 51,000 km
質量 地球の14.6 倍
表面温度 -200 ℃
地球からの距離 約25億9000万  ~  31億6000万 km
衛星の数 27

天王星の衛星

Miranda

©1986 Wikipedia

第5衛星:ミランダ(Miranda)

直径がわずか470kmで、太陽系の中でも最小クラスの衛星です。

太陽系の中でも最も極端にデコボコした地形を持っている衛星で、高さが20kmの「ヴェローナ断崖」は太陽系最大の落差を誇っています。

表面には何かでひっかいたように見える不規則な線がいくつも走っており、一見すると野球の何球のようにも見えるのが特徴的です。

8. 海王星(Neptune:ネプチューン)

Neptune

©1989 Wikipedia

海王星はどんな惑星?

海王星には時速2000km、秒速だと500m以上の猛烈な風が吹き荒れており、太陽系の中で最も気候が激しい惑星と言われています。

天王星と同じくメタンが周囲を取り囲んでいるので、赤橙色の光を吸収して青く輝いて見える惑星です。

木星の大赤斑、土星の大白斑と同じように、海王星にも地球より大きいサイズの「大暗斑」があります。

ただ、大暗斑は大気の渦ではなく大気が薄くなっている場所と考えられているので、見た目は似ているけど大赤斑とはかなり違うものかもしれません。

海王星を包む雲の温度はかなり低く、およそ-200℃です。

しかし、岩石と鉄からなる核の温度はなんと太陽の表面温度よりも高く、この熱が原因で猛烈な風が吹き荒れています。

海王星は太陽から1番遠いところをまわっているので、1846年に発見されてから170年以上経過してもまだ太陽を1周しかしていません。

地球が1年で1周できるのに海王星は165年かかるんですから、宇宙はほんと広いですね。

惑星タイプ 天王星型(巨大氷惑星)
直径 50,000 km
質量 地球の17.2 倍
表面温度 -200 ℃
地球からの距離 約43億1000万  ~  46億9000万 km
衛星の数 13

海王星の衛星

第1衛星:トリトン(Triton)

Triton

©1989 Wikipedia

サーモンピンクの表面が特徴的な衛星で、太陽系の中でも7番目の大きさ。

太陽系内の大型衛星の中で唯一、主星の自転とは逆方向に公転する「逆行軌道」を持っている星です。

トリトンでは、溶岩の代わりに氷が内部から噴出する「氷の火山活動」が行われているというのも、他の星にはない特徴の一つです。

そのため地表表面にはクレーターを氷で埋めたようなくぼみが多数存在しています。

火星の衛星「フォボス」と同様に少しづつ主星である海王星に近付いているので、1億年後には海王星の重力によって粉々に破壊されると考えられている衛星です。

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