1999年にアニメ「名探偵コナン」エンディングテーマに起用されてオリコン9位を記録した5人組バンド、 rumania montevideo(ルーマニア モンテビデオ)。

90年代のJ-POP、特にビーイング系のミュージシャンが好きな方なら知ってる人も多いんじゃないかな?

 

だけどルーマニア モンテビデオが2002年に解散した後、ギター、ベース、キーボード&サックスを担当していた3人で結成された RAMJET PULLEY(ラムジェット プーリー)というバンド名は聞いたことがない方も多いかもしれません。

歌っているのはルーマニア モンテビデオではキーボード&サックス担当だった松田明子さんという方。この方がまた素晴らしい歌声の持ち主で…。

手のひらに落ちた瞬間に溶けて無くなる粉雪のように一瞬で心に染みる、優しくて透明感のある歌声なんです。

 

 

中でも特におすすめなのは2ndシングルの「over joyed(オーヴァージョイド)」。

無機質っぽいんだけどどこか温かみのあるメロディで、耳をすませると僅かに聴こえてくる(ような気がする?)ホワイトノイズのような音が心地良いです。

初期の倉木麻衣さん、小松未歩さん、GARNET CROWあたりの曲が好きならこの曲も間違いなく好きになれるはず。

 

ニコニコ動画【RAMJET PULLEY overjoyed】

 

 

「オーヴァージョイド」と聞いて洋楽ファンが真っ先に思い浮かぶのがスティービー・ワンダーですよね。

RAMJET PULLEYのメンバーもスティービー・ワンダーの「オーヴァージョイド」は知ってるだろうからジャンルは全然違うけど歌詞の世界観とかは意識してる…と思う。たぶん。

 

 

それにしてもこの曲がオリコンチャートで最高90位…。

なんでそんなに評価が低いんだと思う反面、そのおかげで特別感のある自分だけの1曲になったのかなとも思う。

私にとっては子供の頃から誰にも教えずに大事にとっておいた、自分だけしか聴くことのできない宝物…のような曲。

でもやっぱりもっと多くの人に知ってもらいたいので💧

今さらな感じはしますけどね…😅

 

コメントを残す

邦楽の記事一覧