1型糖尿病と性生活-min

▲嫁画伯が描いた絵

①低血糖になりたくないタイミングは仕事中、睡眠中、SEXの時

1型糖尿病になってから一番つらいのはなんといっても低血糖!

どっちかっていうと、血糖値が高い状態が続いて足を切断とか人工透析とかって話をネットやニュースで見る機会が多かったし、長い目で見れば危険なのは明らかに高血糖の方だとは思います。

でも実際、私が糖尿病になってみて嫌なのは、集中できなくなるし、体に力が入らなくなる低血糖のほう💦

そんなやっかいな低血糖。男の私がいちばん嫌なタイミングは、仕事中、睡眠中、そしてSEX(おせっせ)の時。

ということで、同じ1型糖尿病になったばかりの若い男性が事前に対処しやすいように、そして1型の男性を彼氏に持つ女性の参考になれればいいなという気持ちで経験談を記事にしてみました。

ダイレクトな表現が苦手な方もいるかもしれないので、次からは考察系YouTuberのキリンさんがよく使うマイルドな表現「おせっせ」で統一しました😅

▼この動画だと5:21で使われてます

 

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②血糖値が100を下回るともうダメ

私のように、低血糖の時におせっせをしようとしてもうまくいかない1型糖尿病の男性は多いんじゃないですかね?

私の場合はたいていこんなことになっちゃいます。

  • 血糖値が100以下になると硬くならない、途中でダメになる
  • 挿入できたとしても低血糖の時はなぜか敏感になっているのですぐに終わってしまいそうになる

なんでこうなっちゃうのか、そもそも1型の男性はみんなこうなるのか、それはよくわかりません…。

でも血糖値が100を下回るとほぼ間違いなく満足にはできなくなるので、若い頃はこのタイミングでの血糖コントロールには全集中の呼吸でのぞんでました😨

気になる女性を誘って、晩ごはんを食べてお酒を飲んで、良い雰囲気になって、いざ…って時に低血糖だと、

one piece

©ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社

こんな風に心の中で叫んでました。

大事なタイミングで低血糖になっちゃって、焦って余計にダメになって、結局まともにできなくてそのまま終わる。

今では笑って話せるけど、昔は苦い思い出でした😣

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③おせっせ前に狙う値は200±30くらい

ただでさえ難しい血糖コントロール。

若い時は女性と過ごしている時はデートを楽しむことに意識が集中してるので、何時間も先の血糖値まで見越した血糖コントロールをする余裕はなかなかなかったんですよね。

しかもおせっせの直前は安定していた血糖値が、行為中にいつの間にか下がってしまうこともあります。

人によって行為の時間はまちまちだと思うけど、30分以上動く場合は注意しないといけません。

意外と体力を使うし、血行も良くなってることがあるんですよね。

なので、そういう時はいつもよりかなり高めの血糖値を狙うことがどうしても多くなってました。

私の場合ですけど、具体的には200±30くらい。

もう1型のことを伝えてて、彼女も理解を示してくれてて…って場合はもうちょっと低めの、170±30くらいを目標にしてましたね。

私は最初から1型のことを伝えて付き合うことと、伝えられずにそのまま付き合ってしまうことと半々くらいだったので…。

④血糖値を高めにし過ぎるとトイレが近くなる

ただ、低血糖を気にするあまり、高血糖になり過ぎてもダメ。

男性の1型に限ったことじゃないとは思うけど、今度は血糖値が高い影響でトイレが近くなっちゃいます。

特に晩ごはんの時にアルコールを飲んでると利尿作用まで影響してくるので、いつもよりちょっと血糖値が高いだけなのに1時間の間に2回トイレに行きたくなったりすることも…。

頻繁にトイレに行くのもムードぶち壊しですからね。

血糖コントロールに失敗して血糖値が400くらいになってるともう最悪。

4単位、5単位打ったところですぐには効いてこないし、早く下げたいからって7単位も8単位も打つと今度は一気に下がって低血糖に。

高ければ安心!と簡単にはいかないところがつらいところです…。

⑤スムーズな回復にはオロナミンCが一番

Dragon Ball

©ドラゴンボール 鳥山明/集英社

こんな風に頭を抱えるのはもう嫌だ!ってことで、いろいろと注意するようになりました。

  1. 超持続型(基礎)のインスリンを何単位打ったか
  2. 最後の食事は何時間前にどんなものをどれだけ食べたか
  3. その食事の時に即効型のインスリンを何単位打ったか
  4. デート中に血行が良くなる運動をしたか
  5. おせっせ直前の血糖値はどれくらいだったか

万が一、直前に血糖値を測って低血糖だった時にスムーズにブドウ糖(グルコース)を補給できるおすすめはオロナミンC!

固形物だと消化されるまでにちょっと時間がかかりますからね。

でもオロナミンCは液体なので吸収スピードは早いし、胃に何か入っていたとしても素早く血糖値を上げることができます。

それに、オロナミンCはブドウ糖化糖液糖

一般のジュースのような果糖ブドウ糖液糖よりもブドウ糖の割合が多いので血糖値を回復させるのに効率的なんです。

もし、バッグやポケットに入れておけるんであればオロナミンCを1本持っておくといいと思います。

もしかしたら、男性の1型糖尿病の人だからこんな状態になるってわけじゃなくて個人差があるのかもしれませんが、発症したばっかりの男性や、そういった男性を彼氏に持つ人にとって、私の経験が少しでも参考になったら嬉しいです。

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