1型糖尿病の患者さん全員が同じではないと思いますが、私は最初のころは基本的に45日に1回の頻度で通院をしていました。

必ずしも総合病院である必要はなかったんだと思いますが、病気にかかった時に検査入院をした流れでそのままその総合病院に通院し始めました。

なので、病気になってから5年くらいは地元の総合病院に通い、その後5年くらいは大学生の時に住んでいた東京の医大に通っていました。

そしてそれからまた地元に戻って元の総合病院に通いましたが、そこの主治医さんが開業されたので2020年現在はそちらのクリニックでお世話になっています。

まあこの病気に限ったことではないと思いますが、総合病院で受付してから会計が終わるまでの時間はホント長かったですね(-_-;)

①受付から薬をもらうまでの流れは?

(1)受付(10~20分)

受付をした後はカルテの情報かなにかわかんないですけど、大きい封筒みたいなものを渡されて、受診する科に行くように促されます。私の場合は糖尿科ですね。

この時点で10~20分くらい待ちます。

これは普通だと思いますけど、この後の診察待ちで待たされる時間を考えるとすでにグッタリなんですよね・・・(-_-;)

(2)検尿と採血(90~120分)

糖尿科に到着した後はまず検尿カップを渡されます。

尿にどれくらい糖が出ているか測定するんですが私の場合は大抵+(プラス)の結果が出ます(;^_^A

尿中の糖の測定は専用の試験紙で測るんですが、+++++++++ プラスが増えれば増えるほど尿に糖が出ているという結果になります。マイナスは糖尿病じゃない人と同じで、尿に糖は出ていないってことですね。

でもこれって、例えば朝食を食べた時のインスリン注射の効きがたまたま悪かったとか、起床時の血糖値が高かったために朝食前の注射を打ったけど血糖値が下がるのが遅れたとかっていうのが原因で糖が出なかったり出たりもするんです。

そうなると検尿時に膀胱に入っていた尿と、検尿時の血糖値が反映されるまでに時間差ができることがあるんですよね。

結局は一時的なものである可能性もあるので、私は尿に糖が出ているかどうかであんまり一喜一憂したことはないですね。

そして採血待ち・・・これが結構時間がかかるんです。

私は今は地元のクリニックに通院してますけど、総合病院だろうがクリニックだろうがこのあたりはあんまり変わりないかもしれません。

少なくとも1時間半長い時だと2時間待っても呼ばれないなんてことが当たり前でした。

あまりにも時間がかかるんで、

もしかして・・・呼ばれたけど気づかなかったのかな?

と思って看護師さんに聞きに行くと、

「まだもう少しかかりますねー。順番にお呼びしているんですいませんー」

って100%言われるんです・・・

このころは2000年前後なのでスマホとかはないですし、退屈でしかたなかったのでMDプレーヤーで音楽ばかり聴いてました。

MDプレーヤーなんて今はもうないですよね(笑)

もちろんいつ呼ばれてもわかるように片方のイヤホンだけで聴くんですけど、その時は看護師さんに呼ばれたのに気づかなかったことはありました(;'∀')

(3)診察(30~60分)

採血が終わったらいよいよ診察! 

・・・とはならずここでさらに待ちます。

平日だと比較的早かったかもしれませんけど、いろいろな都合でどうしても土曜日に行かないといけないこともあったので、そうなるとまたここでHPがゼロに近くなるくらい待たされます。

MDプレーヤーを充電し忘れて来院してしまうとこのころにはMDプレーヤーの充電が先に逝ってしまうことあり、そうなるとただひたすら待ち続けるという苦行になるので、充電池の残量には毎回細心の注意を払ってました。

で、いよいよ名前を呼ばれて医師とご対面なんですが、診察自体はものの5分で終わります…。

「今日の血糖値はちょっと高いですねー、注射の量をもう少し増やしてやってみてください」とか、

「最近体に変わったところはないですか?」とか、

そんな感じであっという間に診察は終わります(笑)

診察が終わると、「じゃあ次回はまた45日後くらいに来てください」

って感じで次回来院時までに必要なインスリン注射と使い捨てセンサーの処方箋を書いてもらって終了です。

(4)処方箋の受け取りと会計(20分くらい)

ここまでくるともう少しです。しかしここでさらに待ちます

私の地元の総合病院では広い受付ロビーに大きいモニターが離れた位置に2つあって、そのモニターに自分の番号が表示されると会計ができますよっていうシステムでした。

自分の番号が表示されるまでにかかった時間はだいたい30分くらいだったかな?

でもまあロビーは広くて開放的だし、座席もゆったりしたソファみたいな感じだったし、モニターに映る番号だけ見てればいいわけなんでMDも両耳で聞けるし、ここの待ち時間はここまでほどは苦ではなかったかもしれません。

(5)インスリンの受け取りと薬局での会計(20分くらい)

最後の待ち時間です。

薬局の受付に処方箋を提出するとまた新たな番号を渡されます。

その番号が薬局手前のモニターに表示されたらインスリンとセンサーを受け取って、やっと通院が終わりになります( ゚Д゚)

こんな感じで毎回の通院は3時間以上は確実にかかったし、通院のための移動時間も含めたらトータルで半日はみないといけないのでこれはかなりの負担でした…。

②通院の時にキツかったこと

長い時間拘束されてしまうこと自体大変だったんですけど、それ以外でも私の精神力を削っていったことがいくつかあります。

(Ⅰ)病院の暑さ

病院によるのかもしれないですけど、私は結構どこの病院に行っても暑いです。

風通しがあまりよくないからなのか混んでるからなのか、それとも1型糖尿病の神経障害の前兆だったのかはわかりません。

とりあえず5月~10月の間の待合室は私には暑くて、待ち時間の長さによる疲れよりは全然マシですけど、これも通院が憂鬱になる理由の一つでした。

(Ⅱ)とにかく退屈

クリニックとかだと本とか雑誌とかが置いてあるところはありますけど、総合病院ってあんまりないですよね。今は違うのかな?

スマホがあっていつでもネットを見られるのであればそれほど退屈にはならなかったかもしれないですけど、今から25年くらい前はPHSの時代だったので画面の表示がカラーですらありませんでした・・・

今の若い人はPHSなんて知らないと思いますけど(笑)

大人になってからは東野圭吾氏や伊坂幸太郎氏のミステリー系の本を読むようになりましたが、そのころは活字嫌いだったので本を読むという選択肢はまったくありませんでした・・・

(Ⅲ)糖尿科に若い患者さんがいない

当時、私はまだ今よりも全然ネガ男だったので糖尿科の待合室に若い患者が自分しかいないという状況が、自分は特別な病気にこの若さでかかってしまったんだと悲観的に感じる要因の一つになったと思います。

やっぱり人って周りと比べてしまう生き物だと思うんです。

自分はあの人に比べてまだマシだとかあの人より不幸だとか、多かれ少なかれ感じながら社会生活を送ってるんですよね。

でもこういう考え方は場合によっては、自分より大変な状況に置かれている人を見下してるとかっていう感じ方をする人もいるかもしれないから、表現のニュアンスには気を付けないといけないですけど(^^;

今では1型糖尿病は食べ過ぎで発症するものではなく、不摂生が原因ではないということがある程度知られるようにはなってるかもしれません。

だけど当時は「まだ若いのに糖尿病だなんて…」って周りの患者さんからも見られてるのかなって思ったりしてしまっていて、それも精神的に疲れを増してしまう原因だったのかもしれないですね。

だんなのアイコン
今ではそれがあったからこういうブログが書けているということもあるから、時間を費やしたことも大変だったことも経験できてよかった!

と思えるほど私はまだ精神的には大人ではないみたいです(笑)

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