虫歯はほかの病気と違って自然治癒することは無いし、再発のリスクが高いです。
治療しても銀歯の中でまた虫歯になってしまうと、どんどんどんどん歯を削っていくハメになります。
そうなると最終的には銀歯を付けるための「土台になる歯」自体が無くなってしまって、ブリッジか、インプラントか、部分入れ歯をするしかありません…。
ちなみに私の右上の奥歯が今そんな感じ。
毎日の歯磨きはきちんとしてたと思うんですけど、奥歯の隙間に挟まってしまった汚れは歯ブラシでは取り切れてなかったんでしょうね。
でも毎食後に糸ようじを使ってしっかりと汚れを取り除くようにしてからは、かなり歯の状態は良くなってきてるし、新しい虫歯もできなくなりました!
もっと早く糸ようじの効果に気づいていればと思うと悔やんでも悔やみきれないです…。
【目次】
糸ようじ(=デンタルフロス)の素材・形状
糸の部分は「フロス」と呼ばれることもあります。
糸ようじは「デンタルフロス」の商品名で店頭に並んでることも多いですね。
糸の素材は市販されてるものだと、「ポリエステル」と「ポリエチレン」が多いです。
ポリエステル |
柔らかい糸を何百本も束にして汚れをこそぎ落とします。 強度は少し弱なので使用中に切れることもたまにあります。 |
ポリエチレン |
糸の強度はポリエステルよりも強く、しっかりと汚れをからめとることができます。 ポリエステルよりも少し値段は高めかも…。 |
形状はホルダータイプだと「F型」「Y型」があります。
F型 |
「F」の字に見えるのが特徴。 前歯などの汚れが取りやすい形状になってます。 |
|
Y型 |
奥歯の汚れを取るのに適した形をしています。 |
私が今使っているのは、近所のマツキヨで買ったこの糸ようじです!
値段は確か350円くらいだったと思います。
他のメーカー品に比べてかなり安いけど、作りはしっかりしてるので使いやすいです。
キシリトール配合でミントフレーバーなのも気に入ってるポイントです♪
ちなみに、製品の裏面表示はこんな感じです。
- 材質(柄):ポリスチレン
- 材質(フロス):ポリエチレン
- 入数:50本
- 耐熱温度:80℃
- 原産国:台湾
できるだけ歯茎に優しい質感が良ければ、ドン・キホーテで販売している「竹炭配合 糸みがき」もおすすめです!
こちらは80本も入ってて値段はたぶん200円くらいだったと思います。
汚れを取り除く力はマツキヨの糸ようじに少し劣りますけど、それでも充分きれいにできますよ!
こちらの製品の糸はポリエステル製なので、奥歯の狭いところに糸を差し込んでグリグリやると糸が切れることもありますけどね…。
具体的に竹炭がどう効果があるのかについては書かれてないのでよくわかりません(笑)。
銀歯が気になるならロールタイプ
Y型、F型のホルダータイプを奥歯の隙間に使ってしまうと、引き抜いた時に被せた銀歯まで取れることがあるんです。
私は実際に過去2回くらいそれで取れてます…。
そういう方には紐になっているロールタイプがおすすめです!
これなら歯の隙間に糸を差し込んだ後に、横から糸を引き抜けば銀歯に負荷はかからないですからね♪
ロールタイプは使い方によってはお得に使えるのもいいところです!
通常1回に使う長さは、慣れてくれば30cmくらい。
45m巻きのロールタイプであれば、4500cm÷30=150回 使うことができるんです。
銀歯が気になる方は、これなら送料がかかったとしてもコストパフォーマンスは悪くないんじゃないでしょうか?
ロールタイプの使い方はこちらのサイトがすごく参考になりました!
糸ようじと歯間ブラシ
糸ようじと同じような目的で使われるものに「歯間ブラシ」があります。
以前、歯間ブラシを使っていたことがあったんですけど、私はちょっと使いづらかったかも。
糸ようじに比べて少しクセのあるのでなかなかスムーズに歯の隙間に入れられず、ワイヤーの先が歯茎に刺さってよく出血してました…。
でもブラシが付いている分、糸ようじよりも汚れを取り除けるし、歯と歯の隙間が広いところは歯間ブラシじゃないと詰まった異物を除去できないこともあります!
気を付けるべきポイントを押さえれば糸ようじよりも高い効果を発揮してくれるかもしれません!
ブラシを入れる時に、上からだったりちょっと斜めからだったりするとワイヤーが曲がってしまってうまく隙間に入らないです。
場合によっては歯間ブラシが折れてしまうこともあるので、できるだけまっすぐに入れましょう!
ブラシ中心のワイヤーが歯に当たるようであれば、隙間の大きさに歯間ブラシのサイズが合ってないサインです。
大きすぎても小さすぎても本来の効果が発揮できなくなってしまいます。
歯並びや、生まれつきの歯の隙間の大きさによっては一番小さい歯間ブラシでも入らないことがあります。
無理に差し込んだ結果、ワイヤーが折れてしまい全身麻酔で摘出した…というケースもあるみたいなので、ある程度やってみてダメならすんなりあきらめましょう!
糸ようじのおすすめ商品