①お絵かき初心者はデッサン人形を使おう!
以前からそんな風に言ってたうちの嫁ちゃんが欲しがってた、デッサン人形をとうとう買いました。
実際にモデルを見ながら絵を描くのが一番描きやすいんでしょうけど、趣味でお絵かきをしている人にはそんなこと無理ですよね。
そんな時に便利なのがデッサン人形です!
デッサン人形を見ながら描くことで、人体の関節や筋肉などの構造を立体的にわかりやすく確認することができます。
また、細かい部分を表現するだけでなく、ポージングを決めるときにとても役に立つアイテムなんですよ。
今までは嫁ちゃんが想像では上手く描けないポーズがあったりすると、私(だんな)をデッサン人形代わりにしてたので、
え、関節はそっちには曲がら…ギャアア!(;゚Д゚)
だけどもう安心です。
ということで今回はデッサン人形の種類や選び方、人気のあるおすすめのデッサン人形などについてまとめてみました。
特にお絵かき初心者の方はデッサン人形を使えばメキメキ上達して、うちの嫁ちゃんみたいにどんどん絵が描きたくなるかもしれませんよ!
②うちの嫁ちゃんが買ったデッサン人形はこちら
うちの嫁ちゃんはAmazonでこちらの「人形本体」「スタンド」「ヘッドパーツ」の3つを買いました。
それなりの値段がしただけあってかなり重宝しているみたいです。
でも付属していた白と黒の2種類の下着(水着?)は乱暴に扱うと金具部分が壊れやすいので気を付けましょう。
このブログのために写真を撮ろうと思って着させた白の下着は、さっき金具が吹っ飛んでしまいました(笑)
③デッサン人形の種類
デッサン人形があれば絵が描きやすそうだとは思うけど、たくさん種類があってどれを選んだらいいのかがわからない…。
安いけどとりあえずおおまかなシルエットがつかめればいいのか、それともリアルに描くために細かな表情や筋肉まで再現されたものがいいのか。
種類によっても関節の可動域や値段もかなり変わってくるので、失敗しないように自分の目的に合ったデッサン人形を選びましょう!
デッサン人形の種類には以下の4種類があります。
高ければ高いほど人の体に近いリアルな人形にはなりますけど、そこまでの精度は必要ないよって場合は予算優先で考えてもいいかもしれませんね。
・1,000~3,000円(小さいものだと500円程度)
・2,000~5,000円
・6,000~10,000円
・1,000~3,000円
1.木製タイプ
大まかなイメージがつかめればいいというのであれば、入門用の安い木製タイプがおすすめです。
木製タイプは関節の動く範囲が小さく、腕や足を思った通りに曲げることはできないときがありますが、木他のタイプに比べてかなり安く購入できるので簡単なデッサンの練習用に使いたい人に適したタイプです。
ちゃんとデッサンの勉強をしてある程度レベルの高い絵を描きたい!という人はドールタイプかシームレスタイプを買った方がいいかもしれません。
木で作られているから一見おしゃれな人形にも見えるので、使わない間は部屋に飾っておくだけでインテリア小物としても活用できるのは魅力ですね。
2.ドールタイプ
木製よりも人間に近いリアルな動きができるデッサン人形が欲しい人は、ボディラインが重視されたつくりのドールタイプがおすすめ。
関節の可動域が広く、骨格や筋肉が再現されているので木製よりも動きに幅を持たせることが可能です。
パーツのつなぎ目がロボットっぽくなっているのと、とることのできるポージングが商品の価格帯によって違いがあるのが難点かも。
それでも、性別や体形ごとに商品があったり、アイテムを持たせることができたりする商品もあったりとイメージを膨らませやすいので、躍動感のあるキャラクターを描きたいときには重宝すると思います。
3.シームレスタイプ
さらに人間らしさを追求したいのであれば、関節のつなぎ目が見えないリアルなシームレスタイプがおすすめです。
骨格や筋肉がかなり人間に近い状態で再現されており、関節部分も樹脂製の肌で覆われているので、裸のキャラクターなら見たまま描くだけでOK。
初心者が色々なポーズでそのまま描き写して練習するも良し、絵を描きなれている人がポージングのイメージを広げるために使うも良しの万能デッサン人形です。
関節はかなり柔軟に曲げることができて、曲げた間接の状態もリアルに確認できるのもシームレスタイプのメリット。
値段は少々お高めですが、リアルな人間らしさを追求した絵を描きたいのであれば、まるで人間をそのまま小さくしたようなこのタイプがいいと思います。
男性タイプだと筋肉の付き方、女性タイプだと胸の大きさなど、さまざまな種類があるのもこの商品のポイントですね。
4.パーツタイプ
手や足などを細かく観察したいならパーツタイプがおすすめです。
全体的な完成度ならシームレスタイプが一番ですが、手や足だけの表現ということであればやっぱり動かしながら細部まで確認できるほうが描きやすいですよね。
右利きの人が右手を描きたいという場合も、このタイプであればいちいちペンを置いて自分の手を見るといった手間も省けます。
1つの部位の表現力をピンポイントで高めたい人にはピッタリのアイテムだと思います。
④他にもこんなところをチェックしよう
デッサン人形を選ぶときには見た目のリアルさ以外にもいくつか確認しておくべきポイントがあります。
その中でも、最低限これくらいはチェックしておいた方がいいと思う項目を書き出してみました!
(1)サイズ
デッサン人形は大きければ大きいほど実際の人間に近くなり、リアルな絵を描くことができるようになります。
ただ、作業中はそれほど邪魔になることはないと思いますが、どちらかといえば絵を描いていないときの保管場所に困ることがあるので、トータルで考えて扱いやすいサイズの物を選んだ方がいいかもしれません。
サイズは大きく分けて以下のとおりです。
大きさは大体10cmほどで、手のひらにも乗ってしまうくらいの小さなデッサン人形です。
細かい部分までは見にくいのはデメリットですが、扱いやすく、保管しやすく、ものによっては1000円以内という安価な商品なので、全体のバランスが把握できればいい人向けといった感じ。
ちっちゃくてかわいい雰囲気はあるのでインテリアで飾っておくには一番いいサイズ感だと思います。
大きさはおよそ12~15cmほどで、小さ過ぎず、大き過ぎずの一番スタンダードなサイズだと言えると思います。
保管もあまり邪魔になることはないし、絵を描くときも意外と細かいところまで確認ができる使いやすいサイズです。
販売されている人形の種類も多いので、どのサイズを買えばいいか迷っている人はとりあえずこのサイズを選んでおけば大きな失敗はしないと思います。
細部までしっかりと、とにかくリアルな人間の絵を描きたいのであれば1/6がおすすめです。
大きさはだいたい20~30cmくらいなので保管には場所をとってしまいますが、見やすさや関節の動かしやすさを重視するなら間違いなくこのタイプ。
うちの嫁ちゃんが使ってる感じだと、1/6サイズとはいっても作業台の上で邪魔になるような大きさじゃありません。
クオリティの高い絵を描きたくて予算に余裕があるのであればこのサイズを選んだ方がいいと思います。
(2)関節の数
デッサン人形には肩・肘・膝・股関節など、いくつかの関節があることで色々なポーズをとることができるようになっています。
関節の数が多ければ多いほど柔軟にポージングに対応できるため、ダイナミックな動きや、正座やあぐらなどの複雑なポーズをさせることも可能なんですね。
足首やつま先など、細かい部分の関節も動かせるかどうかもリアルな絵を描くのであれば重要なポイントです。
ただ、柔軟に動かすことができるあまり、実際に自分が真似するとかなりキツイ、不自然な角度に関節を曲げてしまっていることに気づかないこともあるかもしれないので、そこは注意が必要ですね…。
(3)オプションパーツ
出典:Amazon(画像リンク)
デッサン人形には最初からヘッドパーツ(頭)が付属しているものと付いていないものがあります。
筋肉や骨格、ポージングなどだけを参考にするのであれば必ずしも必要ではないとは思いますが、しっかりと全体のイメージをつかみたいからヘッドは欲しいという人はあらかじめ確認しておいた方がいいですよ。
というのもこのヘッドパーツ、商品によっては単体で購入するとそこそこの値段がするんですよ。
うちの嫁ちゃんはシームレスタイプの人形本体を6,700円で買って、ヘッドパーツはあとから4,700円で追加購入してました。
まさかそんなに高かったなんて正直ビックリでした…。
(4)スタンドの有無
大きめのデッサン人形をモデルにしながら絵を描くときにはスタンドがあると便利。
不安定なポーズや躍動感のあるポーズをキープしたいときには、スタンドがあるとストレスを感じないで絵を描くことができると思います。
ペンを握っていない手で常に人形を立てておくのは疲れるし、机に寝かせたままだと思ったような角度から見ることもできないですからね。
必要不可欠ではないとは思うけど、効率的に絵を描きたいのであればスタンドを購入するか、もしくはスタンド付きの人形を選ぶのがおすすめです。
⑤デッサン人形おすすめ一覧
機能性やコストパフォーマンスを基準に、色々なタイプのデッサン人形のおすすめ商品をまとめました。
どの人形を買えばいいのか迷っている人や、そもそもどんな商品があるのかまったく分からないという人は参考にしてみて下さい!
ステンレススチールを内蔵しポージングの可動範囲を飛躍的に向上させたデッサン人形。
人の肌の質感・動き・緻密さといった実際の身体構造上の特徴に近づけるため、何度もテストを行い平均的な女性の身長に基づいた168cmから28cmに縮小されています。
骨組は遊んでいるときに簡単に傷ついたり壊れたりしないよう耐久性のあるステンレススチールで作られています。
26か所の関節により人体の動きを90%の精度まで再現しており、表面の素材には医療にも使われる高品質の素材が使用され、肌質も実際の皮膚の感触になるようデザインされています!
背中からお尻までつなぎ目が無く、胴体がソフトな素材に覆われているので、肌を露出した水着や露出の多い服装も綺麗に映えるドールタイプのデッサン人形です。
また、2重関節が採用されているため、正座や足を組むなど広い可動域がないとできない姿勢も再現できるのもポイント。
こちらはドール(人形)を作成する用の素体でありデッサン人形として販売されているわけではありませんが、値段も手ごろだし、全体のバランスなど大まかなイメージをつかみたい場合にはじゅうぶん使える商品です。