スポンサーリンク

イギリスの三大ロックバンドの一つ

The Who(ザ・フー)は、ビートルズ、ローリングストーンズと共に「イギリスの三大ロックバンド」と言われ1990年にはロックの殿堂入りもしている大御所バンド。

だけど他の2つのバンドは日本でも特に中高年の方中心に幅広くファンがいるのに対して、ザ・フーは日本ではあまり一般的には知られていないバンドかもしれません。

だってカラオケでビートルズとかローリングストーンズを歌う人はたまにいるけど、ザ・フーを歌ってる人は見たことないですし、ザ・フーの曲が使われているCMとかもちょっと私は記憶にありません…。

母国イギリスでは熱狂的なファンが多く、曲も売れに売れまくったバンドなのでまさにスモール・イン・ジャパンなバンドでもありますね。

ザ・フーの全盛期のメンバーは、

  • 腕力とカリスマ性でバンドを仕切るボーカルの『ロジャー・ダルトリー』
  • 曲の95%を作曲しているバンドの核で、ウインドミル奏法が特徴のギター『ピート・タウンゼント』
  • 超絶的なベーステクニックで "リード・ベース" と形容されたベーシスト『ジョン・エントウィッスル』
  • 圧倒的なドラムセンスを持ちながら酒におぼれて32歳でこの世を去った天才『キース・ムーン』

8枚目のアルバム「Who Are You(フー・アー・ユー)」までがキース・ムーン在籍時のアルバムです。

レジェンドの一人『キース・ムーン』

あまり知られてないかもしれませんが、キース・ムーンは2016年のローリングストーン誌が選んだ「歴史上もっとも偉大なドラマー100」で、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムに次いで2位になったほどのドラマー。

だからキース・ムーン在籍時の曲の方が好きだって人の方が間違いなく多いと思う。

だけど私のイチオシ曲はキース・ムーンが死亡し、代わりに元フェイセズのドラマー『ケニー・ジョーンズ』が加入して初のシングル "You Better You Bet(ユー・ベター・ユー・ベット)" です!

ちなみにフェイセズはこれまた大御所『ロッド・スチュワート』のボーカルで1970年代前半に活躍したロックバンドで、パンクロックの誕生に影響を与えたとも言われているバンドですね。

"You Better You Bet" は、サポートメンバーのキーボーディスト『ジョン・バンドリック』が参加していることもあってか、これまで発売された曲の中でも群を抜いてテンポのいいポップソングに仕上がってます。

もちろんキース・ムーン在籍時の曲も、パンクのルーツを感じさせる名曲で全英2位を記録した "マイ・ジェネレーション" とか、デヴィッド・ボウイもトリビュートアルバムの中でカバーした "Pictures of Lily(リリーのおもかげ)" とか…挙げるときりがないくらいおすすめの曲だらけですけどね!

The Who(ザ・フー) - Face Dances
created by Rinker

  1. You Better You Bet
  2. Don't Let Go the Coat
  3. Cache Cache
  4. The Quiet One
  5. Did You Steal My Money
  6. How Can You Do It Alone
  7. Daily Records
  8. You
  9. Another Tricky Day
  10. I Like Nightmares 
  11. It's In You 
  12. Somebody Saved Me 1997年 
  13. How Can You Do It Alone (Live)  
  14. The Quiet One (Live) 

1997年リイシューCDボーナストラック

ベストアルバムも色々出てますが現時点での1番のおすすめはこちらです!
The Who(ザ・フー) - The Ultimate Collection
created by Rinker
スポンサーリンク

最後のヒットシングル

この曲はザ・フー後期の名曲で、イギリスでトップ10以内を記録した最後のシングルです。

ただ、過去のハードめなザ・フーが好きなファンにはもしかしたら受けはそんなに良くないかもしれません。

今では色んなバンドでよく見る(?)楽器破壊のパフォーマンスをライブでしょっちゅうやっていたとは思えないほど、ポップなイントロとややビーチボーイズ風にも感じられるコーラス。

だけどロジャー・ダルトリーのパワフルでハスキーなボーカルが始まると一気に曲が洗練されたロックミュージックに変わります。

ちなみにキース・ムーンはライブでドラムを100セット壊すことを目標にしていて、他にも、宿泊するホテルをことごとくぶっ壊したり、トイレを爆竹で壊したり、自宅の窓に暇つぶしでショットガンをぶっ放したりしてたらしいです(笑)。

他にもキース・ムーンに関するエピソードは色々あって、ジミー・ペイジやジェフ・ベックなどそうそうたるミュージシャンが集まってセッションをした時に「俺たちが抜けたらそれぞれのバンドは鉛(lead…レッド)の気球みたいに真っ逆さまだろうぜ!」って言ったのがきっかけで『Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)』というバンド名が決まったんですね。

キース・ムーンは破天荒なエピソードが多いことで有名ですが、2016年にローリングストーン誌が選んだ「歴史上もっとも偉大な100人のドラマー」でレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムに次いで2位になったことからもわかるように、実力は折り紙付き。

ピート・タウンゼントも「キースを見つけたときが俺たちのターニングポイントだった」と語るほどでした。

聴きやすくポップなメロディ

"You Better You Bet" は、過去の曲と比べても圧倒的にキャッチーなメロディであるだけでなく、歌詞も抑揚があって流れるようなテンポで良いリズム。

曲の展開も結構忙しい感じなので聴いていて飽きず、聴き終わった時にはあっという間に5分経ってしまってるって印象です。

PVを見ると、ロジャー・ダルトリーが後々お気に入りの曲として挙げているのがうなずけるくらい気持ちよく歌っているようにも見えます。

キース・ムーンが抜けた直後の、打ち込みが使われたアルバムからのシングルということであまりこの曲を推す人はいないかもしなないけど、逆に言えばコアなファンじゃなければ一番ハマりやすいタイプの曲だと思います!

後任のドラマー『ケニー・ジョーンズ』もいいんですが、やっぱりキース・ムーンのドラムで "You Better You Bet" を聴いたらどんな感じだったんだろう?とは思っちゃいますね。

それと、後任にはあのフィル・コリンズも立候補してきていたらしいので、もしメンバーに加わっていたらどんなバンドになっていたんだろう?って想像したらちょっとワクワクしちゃいました(笑)。

スポンサーリンク
おすすめの記事