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アルバム情報

  • 発売年:2002年
  • 収録アルバム:Bring 'Em In(ブリング・エム・イン)
  • アルバム最高位:スウェーデン5位(日本ではゴールドディスク獲得)

マンドゥ・ディアオ "ザ・バンド"

2002年のアルバム「Bring 'Em In(ブリング・エム・イン)」で母国スウェーデンと日本で彗星のようにデビューしたガレージロックバンド、Mando Diao(マンドゥ・ディアオ)。

アメリカやイギリスではぜんぜんヒットせずにスウェーデンと日本でだけ売れたアルバムだけど、こんなにいい曲が揃っているのになんでアメリカとイギリスでは受け入れられなかったのか不思議です…。

音的にはガレージロック風だけど、ゴリゴリなガレージロックではなくてかなりメロディアスな曲が多い。

中にはさわやかガレージロック?な曲もあったりするのがアメリカやイギリスで受け入れられなかった原因かもしれない。

でも逆に日本人なら好きになる人もたくさんいると思う…っていうか日本でゴールドディスクを獲得してるんだからもうそれは証明されてますね(笑)。

このアルバム「ブリング・エム・イン」を一通り聴いた時は、本気で捨て曲がないと思えるくらい私のツボにハマって憑りつかれたように聴きまくってました…。

その中でも、ジャカジャカしたギターのストロークと疾走感が爽快なロックンロールナンバーの "The Band(ザ・バンド)" は一番多く聴いた曲だと思います。

Bring 'em in(ブリング・エム・イン) / Mando Diao(マンドゥ・ディアオ)
created by Rinker

  1. シープドッグ
  2. スウィート・ライド
  3. モータウン・ブラッド
  4. ミスター・ムーン
  5. ザ・バンド
  6. トゥ・チャイナ・ウィズ・ラヴ
  7. パラライズド
  8. p.u.s.a.
  9. チ・ガ (日本盤のみのボーナス・トラック)
  10. リトル・ボーイ・ジュニア
  11. レディ
  12. ア・ピクチャー・オブ・エム・オール (日本盤のみのボーナス・トラック)
  13. シーズ・ソー (日本盤のみのボーナス・トラック)
  14. ブリング・エム・イン
  15. ローレンズ・カシードラル
  16.  (エンハンスド)プロモーション・ビデオ2曲収録 (“ザ・バンド” “ミスター・ムーン”)

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名前は変わってるけど曲はかっこいい!

アルバム「ブリング・エム・イン」をCDショップのレコメンドコーナーで初めて見た時、マンドゥ・ディアオってバンド名はぶっちゃけ変な名前だなと思いました(笑)。

でものモノクロのアルバムジャケット写真に写るバンドメンバーがめっちゃ渋くてかっこよかったんでとりあえず聴いてみたんですよね。

そしたらこれがもう大当たり。

印象的でシビレるリフを持った、『THE 1曲目』といった感じの "Sheep Dog"。

初期衝動のようなガレージロックの疾走感と、ビートルズの "A Hard Day's Night" を意識したようなメロディセンスがわずか2分間に凝縮された "Sweet Ride"。

これまたビートルズがカバーしたことで有名な曲 "Mr.Moonlight" に対するオマージュのようなタイトルの渋いバラード "Mr.Moon"。

アルバムの前半4曲目まで試聴した時点で買わない選択肢は無くなるくらい気に入ってしまい、財布の中のお金で足りるかどうか誰もいないところでこっそり確認してました…。

オルガンの存在感

そして5曲目に収録されていたのが、私にとってのアルバムのハイライトになった曲 "The Band" でした。

激しく楽器が鳴り響くイントロからビンビンに感じる高揚感と、ボーカリストであるビョルンの渋くハリのある歌声。

抑圧された感情を一気に解放させたかのように一心不乱にかき鳴らされるサビのギターも爽快です。

それとこの曲ではオルガンがかなりいい味を出してます。

この若干レトロな雰囲気を感じさせるオルガンの音色は聴いていて気持ちよくなるような陶酔感があるんですよね。

このオルガンがなかったらこの曲に対する私の評価も違うものになっていたかもしれないです。

片手でオルガンを弾きながら、もう片手でタンバリンを振ってるPV映像もノリノリな感じが伝わってきてなんか好きです(笑)。

そしてPVでもう一つ好きなところがグスタフのギター演奏スタイル。

両腕に力をめいっぱい込めてがむしゃらにジャカジャカやってるのを見てると、こっちもいつの間にか足と首でリズムをとってしまいます。

バンド名の由来

曲もルックスもカッコいいけど、マンドゥ・ディアオってバンド名はやっぱり日本人にはちょっとおかしな響きに聞こえると思います。

次の2ndアルバムからも良い曲をたくさん作ってるんですけど、日本に関しては名前で損してる部分もあるんじゃないのかな?と思ってしまいます。

ディアオはまだいいけどマンドゥの方がちょっとファニー過ぎる感じがしませんか?

私だけだったらすいません(笑)。

ちなみにこのMando Diao(マンドゥ・ディアオ)って言葉に特に意味はなくて、フロントマンの一人であるビョルンの夢の中に出てきただけの言葉だそうです。

彼らの母国スウェーデンの言葉でも英語でも存在しない単語なんですね。

夢の中に出てきた謎の言葉から思い付きで決めたようなこのバンド名、他のメンバーはすんなり受け入れたんでしょうか…。

ビョルンとグスタフ、2人のボーカリスト

このアルバムを発売した当時マンドゥ・ディアオは5人組で、ボーカルはビョルンとグスタフの二人がそれぞれが作った曲を自分が歌うといったやり方で担当していました。

それぞれの声や歌い方の特徴としては、"The Band" などを歌っているビョルンは渋い声で、1曲目の "Sheep Dog" などを歌っているグスタフはちょっとパンクっぽい、若さを感じる声だと思います。

残念ながらグスタフは2015年に脱退してしまっているので現在はボーカルはビョルン一人ですが、グスタフのパンキッシュなボーカルも曲もかなり好きだったので残念で仕方ありません…。

特に2006年に発売された3rdアルバム「Ode To Ochrasy(オード・トゥ・オクラシー)」に収録されている "Tony Zoulias (Lustful Life)" は、グスタフの曲の中でも1、2を争うくらい素晴らしい出来だと思うし、同じく「オード・トゥ・オクラシー」に収録の "TV & Me" はグスタフがマンドゥ・ディアオのポップな部分を開花させた成功例なので…ほんと惜しいですね。

マンドゥ・ディアオはもっと世界的に成功してもいいバンドだと思ったんですけど、なぜかイギリスやアメリカでは人気が出なくてアルバムはチャートの200位に入り込むのがやっと。

せめて100位以内には入っていいと思うんですけどね…。

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