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アルバム情報

  • 発売年:1996年
  • 収録アルバム:Hey Man(ヘイ・マン)
  • アルバム最高位:全英、全米…ともにチャートインせず 日本オリコンチャート…1位

特に日本で人気だったMr.BIG

それぞれが卓越した演奏スキルや歌唱力で有名だったメンバーで結成され、1989年にデビューしたMr.BIG(ミスター・ビッグ)。

しかし、最もアルバムの順位が高かった2ndアルバムの「リーン・イントゥ・イット」でも母国アメリカで15位、イギリスでは28位止まり。

4thアルバムの「ヘイ・マン」にいたってはまったくチャートにランクインすらしていません。

でもなぜか日本ではアメリカ、イギリス以上に売れに売れまくったMr.BIG。

"テイク・カヴァー" が収録されている「ヘイ・マン」はオリコン週間アルバムチャートで1位になるほど、日本では人気でした。

Hey Man (ヘイ・マン) / Mr.BIG (ミスター・ビッグ)
created by Rinker

  1. トラップド・イン・トイランド - Trapped In Toyland
  2. テイク・カヴァー - Take Cover
  3. ジェーン・ドウ - Jane Doe
  4. 風にまかせて - Goin' Where The Wind Blows
  5. ザ・チェイン - The Chain
  6. ホエア・ドゥ・アイ・フィット・イン - Where Do I Fit In?
  7. イフ・ザッツ・ホワット・イット・テイクス - If That's What It Takes
  8. アウト・オブ・ジ・アンダーグラウンド - Out Of The Underground
  9. ダンシン・ライト・イントゥ・ザ・フレイム - Dancin' Right Into The Flame
  10. ママD - Mama D.
  11. フール・アス・トゥデイ - Fool Us Today
  12. ティアーズ - Tears(日本盤のみのボーナストラック)

おすすめのベストアルバム

BIG,BIGGER,BIGGEST! The Best Of MR.BIG ザ・ベスト・オブ・MR.BIG/MR.BIG

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きっかけは "To Be With You"

Mr.BIGのもっとも有名な曲は2ndアルバム「リーン・イントゥ・イット」に収録されている "To Be With You(トゥー・ビー・ウィズ・ユー)" だと思います。

"トゥー・ビー・ウィズ・ユー" はMr.BIG最大のヒットシングル(全米1位、全英2位)で、オムニバスアルバムに収録されていることも結構多い、アコースティックな名バラード。

私もMr.BIGにハマったきっかけはこの曲でした。

でもたぶんMr.BIGの曲の中で私がこれまでに一番聴いてきた曲は、日本での人気絶頂期に発売された4thアルバム「ヘイ・マン」に収録されている "テイク・カヴァー" です。

「ヘイ・マン」を購入した直後はバラードの "Goin' Where The Wind Blows(風にまかせて)" とか、物憂げなロックバラード "If That's What It Takes(イフ・ザッツ・ホワット・イット・テイクス)" を中心にリピートしてたんですけどね…。

"テイク・カヴァー" も、もちろん初めて聴いた時からからいい曲だなとは思ってました。

だけどどちらかというと何回か聴いてるうちにギターとドラムのリズムがだんだんクセになってきて気づけば中毒になっていたという、私にとってはスルメ曲。

聴きどころはギターフレージングとリニアパターン

"テイク・カヴァー" はミドルテンポのバラード調で、ボップなのかロックなのかよくわからない雰囲気の曲です。

この曲の聴きどころは、何といってもポール・ギルバートのアルペジオのギターフレージングと、今は亡きパット・トーピーの「リニアパターン」と呼ばれるドラミング。

"テイク・カヴァー" はギターもドラムもそのほとんどを同じメロディー、リズムで演奏してます。

特にイントロの途中からサビまで延々と聴こえてくるポールのアルペジオのギターフレージングは陶酔感を覚えるくらい印象的で正確です。

ちなみに「アルペジオ」っていうのはギターをコード(和音)で鳴らさず、単音で順番に弾いていく弾き方。

もし私がギターを弾けたとしても、こんなに繰り返して同じフレーズをライブ中に弾き続けるのは神経質な私には無理かもしれません…。

ドラムの方はといえば、こちらもイントロから曲の終わりまでそのほとんどを同じリズムで叩き続けています。

この「ドンドコドコドコ・・・」というドラムの叩き方は『リニアパターン』と呼ばれるもの。

『リニアパターン』では1音ずつしかドラムを鳴らしません。

それを楽譜にすると音符が1直線(リニア = Linear)になるという意味で付けられたドラムの演奏方法。

難易度はかなり高めらしく、Mr.BIGのドラマーであるパット・トーピー自身も、

「この曲のドラムのリズムは簡単ではなく、特にハイハットが難しい」

というようなことを後に語ってます。

クラシックの名曲 "ボレロ"

ちなみに、ちょっと難しさの質は違いますが、昔フランスの作曲家であるラヴェルが作ったクラシックの名曲、 "ボレロ"。

この曲はリズム楽器はスネアドラム(小太鼓)のみで、そのリズムはなんとおよそ16分もの間ずっと同じなんです。

6秒くらいの短いリズムで、スネアドラムを16分間ひたすら叩き続けるという苦行のようなドラミング…。

しかも曲の冒頭はスネアドラムのみで、しかも囁くような弱さで叩かないといけないんですから、スネアドラム担当者は演奏が終わったらかなりグッタリでしょうね…。

"ボレロ" はどちらかというと技術的じゃなくて精神的な難しさって感じですね(笑)。

アルバムジャケットはダジャレ?

Mr.BIGは、アルバムのジャケット写真をアルバムのタイトルになぞらえていたことでも有名です。

4thアルバムの「Hey Man(ヘイ・マン)」は、普通に訳せば「調子はどうだい?」みたいな意味。

このアルバムはジャケット写真を『干し草の男』にしています。

  • Hey Man = やあ、調子はどうだい?
  • Hay Man = 干し草の男

どちらも英語での発音は「ヘイ」だからっていう、ダジャレみたいなもんですね。

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