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アルバム情報

  • 発売年    :1998年
  • アルバム名  :Neo Wave(ネオ・ウェイブ)
  • アルバム最高位:全英74位

イギリスのパワーポップ系のバンド、シルヴァー・サンの2ndアルバム「Neo Wave(ネオ・ウェイブ)」。

前作のデビューアルバムとは違い、カバー曲やインストの曲のようなものも含まれた多様性のあるアルバムになってます。

ちなみに2006年にデビューしたアメリカのオルタナティブロック系のバンド「Silversun Pickups(シルヴァーサン・ピックアップス)」はオルタナティブ系のまったく別のバンドです。

曲目リスト(※国内版)
  1. Cheerleading
  2. I'll See You Around
  3. Would've if I Could've
  4. Too Much, Too Little, Too Late
  5. Scared
  6. There Goes Summer
  7. Sharks
  8. The Profit on the Prairie
  9. Mustard
  10. Pixie, Pixie
  11. Hey Girl Friend
  12. Ways Of Love
  13. Promised End
  14. Only a Girl
  15. Special Powers
  16. Fire & Blood
  17. Patients
  18. Dead End

"Too Much, Too Little, Too Late" はカバー曲

このアルバムの4曲目の「Too Much, Too Little, Too Late」は、1978年にジョニー・マシスがデニース・ウイリアムスとのデュエットで全米ビルボードホット100の1位になった名バラード。

シルヴァー・サンのカバーしたバージョンも全英シングルチャートで20位に入っており、彼らのシングルの中で最も売れた曲となりました。

アルバム全体の感想としては、1曲目の "チアリーディング"の冒頭のややハードめなギターが聞こえてきたときには、

「あれ?前作のポップさはどこに…?」

と思ったけど、サビはちゃんとシルヴァー・サンしてました。

その他の曲も、前作からちょっとひねくれたポップセンスで改良を加えたようなパワーポップが満載。

迷うことなく購入しました。

自分の部屋で落ち着いてアルバム全体を通して聴いた時に、自分の中でハイライトだと思った曲は意外にもカバー曲である "Too Much, Too Little, Too Late" 。

前作では完全におバカサーフロックのイメージだったシルヴァー・サン。

それがこんなアダルトな名曲をカバーして、しかもきっちり自分たちのアレンジに仕上げて真面目に(?)演奏してるってところに開いた口がふさがりませんでした。

あまりに気に入ってしまったので、アルバム購入当初は "Too Much, Too Little, Too Late" ばっかりリピートしてました。

このアルバムからの2ndシングル "I'll See You Around" のカップリングには "Too Much, Too Little, Too Late" のアコースティックバージョンが収録されています。

たまたま立ち寄ったタワレコで発見した時には即買いでした。

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発売前の仮タイトルは「スウィッツランド」

このアルバムはベルギーでレコーディングされていて、発売前の時点ではアルバムタイトルは「スウィッツランド」という名前だったそうです。

スウィッツランドはスイスのことですね。

このアルバムを初めて聴いた人が、

「なんだかスイスあたりまで飛ばされたような気分だなあ…( ゚д゚)ポカーン」

みたいな感想を言ったことがきっかけらしいです。

かなりシュールで意味不明な感想…。

チープ・トリック、トッド・ラングレンの影響

私が初めてシルヴァー・サンを聴いたのは、このアルバムの1年前の1997年に発売された「SILVER SUN」というアルバム。

地元のヴァージンメガストア(ヴァージンメガストア自体いまはもうないのかもしれません…)で試聴したのがきっかけでした。

当時はウィーザーを代表とするパワーポップ全盛期だったので、パワーポップを売りにした宣伝文句に惹きつけられていざ試聴。

これがかなり私好みで大当たりのアルバムだったんです。

「ネオ・ウェイブ」はパワーポップど真ん中の時代の作品です。

前作の鬼キャッチーな楽曲はそのままで、事前の期待を下回ることがなかったので想像以上にハマってしまっていまだに抜け出せません。

作詞作曲をしているボーカルのジェームス・ブロードは「チープトリック」や「トッドラングレン」のファンらしいです。

ハードなリフ、フックの効いたメロディなど、影響を受けた「チープトリック」や「トッドラングレン」のロックな部分とポップな部分をシルヴァー・サン流にうまく表現してると思います。

そしてその曲はほとんどが3分程度で、サビまでの時間が短くて飽きさせないのもファンが多い理由だと思います。

"Too Much, Too Little, Too Late"  の意味

でもこの曲はカバー曲だったので、レコード会社の権利の問題なのかわからないけど「ネオ・ウェイブ」の歌詞カードには日本語訳はおろか英語の歌詞すら掲載されていなかったんです。

英語でなんて歌ってて、それがどういう意味かっていうのは100回も聞いてるとなんとなく…はわかってきました。

だけど、一番知りたい "Too Much, Too Little, Too Late" の意味だけが何度調べてもわからない。

サビの出だしが、Too Much, Too Little, Too Late…って感じで必ずこの歌詞から始まるので、ここがわからないと全然ダメなんですよね。

「多すぎる、少なすぎる、遅すぎる」って直訳するのはどう考えても変。

たぶんそれぞれの単語の意味とは少し離れた訳になる、イディオムみたいな感じなんでしょうけど辞書を調べても出てこない。

仕方なく…なんて言ったら怒られるかもしれないけど、歌詞を知るためだけにジョニーマシスとデニース・ウイリアムスが歌ってる原曲CDの国内版を買いに行きました。

でも国内版とは言っても必ず日本語訳が入っているとは限らない…。

国内盤なのに日本語訳が掲載されていない洋楽のアルバムを買って過去にガッカリした経験が何度もあったので、ちゃんと日本語訳がわかるかどうかドキドキでした。

【Too Much, Too Little, Too Late = 今となっては遅すぎる】

っていうような意味だったんですね。

これを知るためだけに2,500円出したみたいな感じになってしまいましたが、要はそれくらいこの曲が好きだったってことなんです。

ちなみに原曲の方はどうだったかというと、かなりゆったりとあまーく歌っているムード歌謡的な曲調なので、シルヴァー・サンのバンドサウンドでのバージョンを聞いてハマった私にはちょっと合わなかったかもしれません…。

弾けたパワーポップが盛りだくさん

"Too Much, Too Little, Too Late" のことばかり書いてしまいましたが、もちろんこのアルバムには他にもいい曲がたくさんあります!

▼パワーポップ好きなら誰もがフェイバリットに挙げそうな "Scared"!

▼真夏の爽快サーフポップ "Hey,girlfriend" と "Ways Of Love" が2曲続くところなどは間違いなくアルバムのハイライトにもなり得ます!

▼"Ways Of Love"

▼"Special Powers" みたいなちょっとひねくれた変化球的な曲も面白いです。

私は買って2、3日くらいは "Too Much, Too Little, Too Late" ばかりヘビロテしてました。

だから、アルバムの他の曲の良さに気づいて、ある程度アルバム全体を通して聴くようになったのは買って1か月近くたってからだったかもしれません…。

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