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アルバム情報

  • 発売年:1995年
  • 収録アルバム:Let Your Dim Light Shine(レット・ユア・ディム・ライト・シャイン
  • アルバム最高位:全米6位

"Runaway Train(ラナウェイ・トレイン)" で一躍有名に

1992年のアルバム「Grave Dancers Union(グレイヴ・ダンサーズ・ユニオン)」に収録されている "Runaway Train(ラナウェイ・トレイン)" が全英、全米ともにトップ10入りする大ヒットを記録し、一躍有名になったアメリカ出身のバンド、Soul Asylum(ソウル・アサイラム)。

"ラナウェイ・トレイン" は曲の良さだけでなく、家出や誘拐で行方不明になっている子供たち本人の映像が、名前、行方不明になった年と一緒に映し出されたPVも大きな反響を呼びました。

"ラナウェイ・トレイン" がヒットしてPVが流れることが多くなった結果、PVに表示されていた電話番号にたくさんの通報が来て多くの子供の所在が判明。

音楽が具体的な形で人を救ったっていう意味でも名曲だと思います。(※現在のYouTubeオフィシャルPVでは電話番号表示はカットされてるみたいです)

でも私がソウル・アサイラムの名前を知ったきっかけになった曲で、一番思い入れがあるのは "Misery(ミザリー)" という曲。

「グレイヴ・ダンサーズ・ユニオン」の次のアルバム「Let Your Dim Light Shine」に収録されている、イントロのギターのアルぺジオに哀愁を感じるバラードです。

Let Your Dim Light Shine(レット・ユア・ディム・ライト・シャイン) / Soul Asylum(ソウル・アサイラム)
created by Rinker

  1. Misery – 4:24
  2. Shut Down – 2:51
  3. To My Own Devices – 2:59
  4. Hopes Up – 3:45
  5. Promises Broken – 3:14
  6. Bittersweetheart – 3:34
  7. String of Pearls – 4:56
  8. Crawl – 4:00
  9. Caged Rat – 3:03
  10. Eyes of a Child – 3:35
  11. Just Like Anyone – 2:47
  12. Tell Me When – 3:42
  13. Nothing to Write Home About – 3:14
  14. I Did My Best – 3:46

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曲の良さを直感

"ミザリー" も私が今まで聴いてきたほとんどの曲と同じで、高校生の時に見てた『全米TOP40』で知った曲でした。

前の週とほとんど変わり映えしないランキングにちょっと眠くなってきて、テレビの電源を消そうとしたときに流れてきたのがこの曲。

その時はサビだけの短い部分しか聴くことができなかったけど、その部分を聴いただけで間違いなくこの曲は自分好みの曲だって直感しました。

次の週に全米TOP40で流れた "ミザリー" のフルPV。

イントロの美しいアルペジオ、サビではパワフルになるギターの抑揚が感動的で、一瞬で曲に惹きつけられました。

またいい曲を知ることができた!って思って、心の中ではガッツポーズだったような気がします。

個性の強いデイヴ・パーナーのボーカル

"ミザリー" を聴いていると、ボーカルのデイヴ・パーナーの鼻にかかった、ちょっとビブラート気味の繊細で切なげな声が心に響きます。

歌がうまいとか、きれいな声という感じではないかもしれないけど、この味のある声も玉石混交の時代にソウル・アサイラムが他のバンドに埋もれてしまうことなく活躍することができた要因の一つなんでしょうね。

それまでの流麗で美しいメロディから、サビに入ると急にハードになるギターのリフも私の好きなタイプのアレンジ。

レディオヘッドの歴史的名曲 "Creep" もサビ前まではただひたすらに嫋(たお)やかで、サビに入った瞬間パワフルで切なげなギターサウンド全開になりますけど、かなり強引に例えるとすればそれに近いものがあるかもしれません。

"Creep" のようなサビ前の爆音のようなギターのミュートカッティングだとか、ギターの音に溺れて沈んでいくような感覚は "ミザリー" にはないですけど…。

歌詞の独特な言い回し

歌詞はけっこう独特です。

お互い惨めな気持ちでいれば僕たちはずっと付き合っていくことができるよね…みたいな感じの基本ネガティブな歌詞。

日本語で言うところの『類は友を呼ぶ』的な感覚に近いものがあるのかな?

『僕たちは工場を建てて惨めさを作っていくこともできる』

『僕たちはこれから惨めさを作っていくことで忙しくなるだろう』

とか、陰鬱で言い回しも個性的な部分が多いですね。

でも『惨めさから僕を救ってほしい!』って叫んでるサビは、ただただネガティブな歌詞ではなく光を求めてあがいてる感じもします。

失望株式会社?

歌詞でいまいちピンとこないのは、サビ前とラストで何度もリフレインされる、

『Frustrated Incorporated』って部分です。

『Frustrated』は挫折とか失望とかって意味で、『Incorporated』は…会社?

ちょっとうろ覚えですけど、歌詞カードの日本語訳にも、確かそのまま『失望株式会社』みたいな訳で書かれていたような気がします。

メロディが良くて英語だとカッコよく聴こえるけど、日本語に訳して歌うと強烈に違和感を感じてしまう曲かもしれません…。

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