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①ポップアイドル(series1)で準優勝

イギリス全土を巻き込み、全英を熱狂させた音楽オーディション番組「ポップアイドル」。

2001年-2002年に行われた記念すべきシリーズ1の大会で準優勝に輝いたのが、当時まだ弱冠17歳だったGareth Gates(ギャレス・ゲイツ)です!

透き通るようにきれいで甘い歌声からは想像できないかもしれませんが、彼は子供の頃から吃音(きつおん、どもり)に苦しんできた過去の持ち主。

幼い頃は自分の名前も言えなくてずっと口ごもっていたけど、歌う時だけはどもらずに自分を表現できたことで歌の楽しさにのめり込んでいったそうです。

審査員の前での自己紹介など、歌唱以外の困難も乗り越えて見事に準優勝を勝ち取ったギャレス・ゲイツ。その勢いのままリリースしたデビューアルバムは3曲の全英No.1シングルを含み、アルバムチャートでも2位になる大ヒットを記録しました。

アルバムタイトルの「What My Heart Wants to Say」は直訳すると「僕の心が言いたいこと」。

思うように自分を表現できなくて苦しんできた、ギャレスの想いが強く込められたアルバムタイトルなのかもしれません。

↓Youtube【Gareth Gates - With you all the time】

 

②吃音の発声障害を抱えての出場

ギャレス・ゲイツが音楽に目覚めたきっかけは、9歳のときにイングランド北部ブラッドフォードの大聖堂合唱団への入団でした。

ギャレスの歌唱力はぐんぐん上昇し、あっという間に聖歌隊長を務めるまでに成長。

1997年にエリザベス2世が大聖堂を訪れた際にはソロで歌声を披露するまでに力をつけていたそうです。

そして音楽に魅力にとりつかれた彼はポップアイドルでの優勝を目指すことになったわけですが、そこでギャレスの前に大きく立ちはだかったのはシンガーとしての壁ではなく、幼い頃からの悩みでもあった吃音の発声障害でした。

それを象徴するのが第1回目の地方オーディションでの自己紹介。

審査員に名前を尋ねられたギャレスは「僕の名前は…」と言ったあと、20秒ほど言葉を発することができなくなってしまいます(下の動画0:25からのシーン)。

 

↓Youtube【Gareth Gates first audition】

 

「歌うことに関して神経質にはならなかったけど、審査員と話をしないといけないことについてはかなり緊張していたんだ。」最初のオーディションに向かうときの気持ちをそう語るギャレス。

でもいざ歌い始めると、その歌声は驚くほど表現力豊かで自信に満ちています。

こんなに人の心を惹きつける歌声を持ったギャレス・ゲイツがまだ弱冠17歳で、しかも吃音のために会話のときにはスムーズに声が出ないことがあるなんて、上のオーディション動画を見るまでは信じられませんでした…。

しかしそんな彼も努力を重ね、現在では吃音に悩む人たちのスピーチコーチができるほどまでに吃音をコントロールすることに成功。

以前はファンがギャレスの授業に参加するために、自分は吃音だと偽って応募してくることもあったそうです…。

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③決勝ではわずかの差で2位に

歌に自信のある1万人の参加者がしのぎを削った、ポップアイドル(シリーズ1)の決勝に残ったのはウィル・ヤングとギャレス・ゲイツの2人。

1310万人もの音楽ファンが視聴した決勝ではウィル・ヤングが460万票、ギャレス・ゲイツが410万票という結果に終わり、惜しくも準優勝に終わりました。

しかし、電話がつながりにくかったためにギャレスへ投票しようとした数十万の票が無効になったとの噂もあり、この結果に納得がいってないギャレスのファンも多かったみたいです。

このときの視聴者からの総投票数は870万票。これは当時の世界記録でもあるので、イギリスでの注目がいかに大きかったかがわかると思います。

④「Xファクター」と「アメリカンアイドル」

ちなみにポップアイドルはシリーズ2でいったん終了しますが、2004年に「Xファクター」という名前でリニューアルして復活します。

ポップアイドルは個人での出場のみだったけどXファクターではグループでの参加も認められたのが大きな変更点。

世界中で旋風を巻き起こした「ワン・ダイレクション」もXファクターがきっかけでブレイクしたグループです。

だけどワン・ダイレクションがシリーズ7に出場した時の最終結果は3位。私は優勝しているものだとばかり思っていたので、かなり意外でした…。

また、ポップアイドルのアメリカ版と呼ばれる「アメリカンアイドル」も全世界が注目するオーディション番組のひとつ。

アメリカンアイドルでは、Season1で優勝したケリー・クラークソン、Season4で優勝したキャリー・アンダーウッド、Season8で2位のアダム・ランバートなどが特に有名で、私が個人的におすすめしたいアーティストです!

⑤クラシックギターとピアノで最難関のグレード8をクリア

ギャレス・ゲイツがポップアイドル終了後にリリースしたデビューシングル「Unchained Melody」はイギリスで4週連続No,1を獲得し、最年少アーティストのデビューシングルの歴代最高記録を更新し、ギネスブックにも登録。(スティービー・ワンダーは13歳のときに全米No,1を記録しているのでイギリスでの最年少記録なのかもしれません)

その後、2ndシングル「Anyone of Us (Stupid Mistake)」、3rdシングル「Suspicious Minds」と立て続けに1位を記録したことでポップアイドルの準優勝がまぐれじゃないことを証明しました。

そしてポップアイドルでのフィーバーから1年後の2002年に発売されたデビューアルバム「What My Heart Wants to Say」もイギリスで2位の大ヒット。

そしてギャレスはクラシックギターとピアノの腕前も一流で、どちらも最難関のグレード8をクリアしています。

ピアノのグレード8はイギリスの音楽大学入試に匹敵し、プロでもクリアが難しいと言われている上級レベル。

誰よりも歌う喜びを感じ、音楽すべてに情熱を注ぎこんできたギャレスが当時のイギリスを熱狂の渦に巻き込むほどの大ブレイクを果たしたのも納得ですね!

⑥歌詞の和訳

今回の曲「With You All the Time」は、前述のデビューアルバム「What My Heart Wants to Say」の10曲目に収録されている曲。

まだ少年のようなあどけなさを残したギャレスの純粋な歌声が胸を打つ、恋人もしくは好きな女性に対しての静かに燃える愛を語った甘いバラードです。

 

↓Songwriter【Jörgen Elofsson】

I live beneath the heart
I watch you from the dark
I'm every breath I'm every dream
僕は心のままに生きている
暗闇の中からキミを見てるんだ

僕はすべての呼吸、全ての夢

 

I've known you forever
I've followed you everywhere
I'm every scar I'm who you are
僕はずっとキミを知っていた
どこへでもキミについていった

僕はキミのすべての傷跡、僕はキミなんだ

 

When you think you're alone
When you cry 'cause the world's unfair
You can rest assured I'm always there
キミが独りぼっちだと感じるとき
世界が不公平だと泣いているとき

安心してほしい、僕はいつでもそこにいる

 

Even when you feel like you don't belong
Even when you fall and it all goes wrong
You know that I'm with you
That I'm with you all the time
キミが自分の居場所がないと感じたときも
キミが倒れ、すべてが上手くいかないと思うときも
僕はキミと一緒なんだ

いつもキミと一緒にいるよ

 

Say a little prayer for the restless heart
We shall never ever drift apart
Know that I'm with you
Know that I'm with you
With you all the time
落ち着かない心にわずかな祈りを捧げよう
僕たちは絶対に離れ離れにはならないよ
知って欲しい、僕が君と一緒だってことを
知って欲しいんだ、僕が一緒にいることを

僕はキミとずっと一緒にいるよ

 

I walk your every road
I'm laughing when you smile
And when you cry I cry too
僕はキミの歩む道すべてを歩く
キミが笑顔になると僕も笑顔になれるし

キミが泣いているときは僕も泣いてるんだ

 

I made you a promise
That I shall forever be
You're on your own but not alone
僕はキミに約束するよ
永遠に一緒だってことを

キミは一人のときでも孤独じゃないんだ

 

When you're down when you're out
when the world tells you no-one cares
You can rest assured I'm always there
キミが落ち込んでいるときも、外にいるときも
世界がキミのことを気にかけてくれないときも

安心して、僕はいつでもそこにいるよ

 

(繰り返し ※)

(繰り返し ★)

 

Save a little love for me
You'll see
Save a little love for me
You'll see
Save a little love for me
You'll see
And you'll see
僕の為に少しの愛を残しておいて
わかるだろ?
僕の為に少しだけ愛をとっておいて
わかってほしい
僕の為に少しの愛を残しておいて

そうすればキミはわかるんだよ

 

(繰り返し ★)

Say a little prayer for the restless heart
We shall never ever drift apart
Know that I'm with you
With you all the time
落ち着かない心にわずかな祈りを捧げよう
僕たちは絶対に離れ離れにはならないよ
知って欲しい、僕が君と一緒だってことを

僕はキミとずっと一緒にいるよ

 

You know that I'm with you
That I'm with you all the time
知って欲しいんだ、僕が一緒にいることを

僕はキミとずっと一緒にいるよ

 

(繰り返し ■)

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