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アルバム情報

  • 発売年:2006年
  • 収録アルバム:Costello Music(コステロ・ミュージック)
  • アルバム最高位:全英2位、全米48位

フラテリス "フラットヘッド(気取りやフラッツ)"

スコットランドの音楽都市グラスゴー出身のスリーピースバンドで、デビューアルバム「コステロ・ミュージック」がいきなりイギリスで3週間連続で2位の大ヒットを記録した、The Fratellis(フラテリス) 。

日本でも有名な野外ライブ、サマーソニックに出演した時には観客が押し寄せすぎてフラテリスのステージに入場規制がかけられたほどの人気でした。

それほど勢いのあった「コステロ・ミュージック」は日本だけでなんと20万枚も売り上げています。

アルバムの2曲目に収録されている "Flathead(フラットヘッド)" は、フラテリスがまだデビュー直後にもかかわらずiPod&iTunesのCM曲に抜擢された曲。

"フラットヘッド" は直訳すると『まぬけ』『バカ』って意味みたいなんだけどこの曲の邦題はなぜか "気取りやフラッツ" というちょっとよくわからないタイトルがつけられています(笑)。

それにしても世界中で大ブームになった超ヒット商品であるiPodのCMのインパクトもあって、バンド結成からわずか1年ほどで世界中にファンがいるバンドになってしまったんだから、CMのタイアップの影響力はすごいですね…。

Costello Music(コステロ・ミュージック) / The Fratellis(ザ・フラテリス)
created by Rinker

  1. Henrietta - ヘンリエッタ
  2. Flathead - 気取りやフラッツ
  3. Cuntry Boys & City Girls - カントリー・ボーイズ・アンド・シティー・ガールズ
  4. Whistle for the choir - ホィッスル・フォー・ザ・クワイア
  5. Chelsea dagger - チェルシー・ダガー
  6. For the girl - フォー・ザ・ガール
  7. Doginabag - ドッグインアバッグ
  8. Creepin up the backstairs - クリーピン・アップ・ザ・バックステアーズ
  9. Vince the loveable stoner - ヴィンス・ザ・ラヴァブル・ストーナー
  10. Everybody knows you cried last night - エヴリバディ・ノウズ・ユー・クライド・ラスト・ナイト
  11. Baby Fratelli - ベイビー・フラテリ
  12. Got na nuts from a hippy - ガット・マ・ナッツ・フロム・ア・ヒッピー
  13. Ole black 'n' blue eyes - オレ・ブラック・アンド・ブルー・アイズ
  14. Dirty Barry Stole The Bluebird - ダーティ・バリー・ストール・ザ・ブルーバード
  15. Cigarello - シガレロ

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iPodのCMソング

カッコよかったりオシャレだったりで、センスの良い曲がCMソングに起用されていることでも有名だったiPod。

iPodのCMソングに選ばれるのは、もう世界的にメジャーになっているミュージシャンというよりは、新しい音楽に敏感な人だけが知っているミュージシャンといったイメージが強かったです。

世界的に有名な大物ミュージシャンである、U2、ダフトパンク、コールドプレイ、ビートルズ、グリーンディの楽曲が使われることもありましたけど。

でも、フラテリスに関しては私のようにこのCMに使われたことで初めて知った方は多いと思います。

"フラットヘッド" はわかりやすく言えば、ポップで陽気なガレージロック。

アークティックモンキーズデビューアルバムは少しガレージロックな雰囲気があったけど、アークティック・モンキーズの退廃的でシリアスな部分を取っ払ってポジティブに弾けまくった感じ。

エネルギッシュでポップな印象が強いビートルズ初期の名曲 "A Hard Day's Night(ア・ハード・デイズ・ナイト)" にも少し似てるかも。

圧倒的なエネルギー

"フラットヘッド" は圧倒的な高揚感とエネルギーを感じる曲。

抑圧された初期衝動を感じさせるようなギターのトーンで歌い始まった次の瞬間、感情を解放したかのように一気に激しくなる演奏とジョン・フラテリのボーカル!

必要なのは衝動的な勢いだけ!演奏の技術なんて関係ない!そんな感じが伝わってくるほどの熱量。

無意識のうちにボルテージがMAXまで上がってしまっているくらい論理的な思考が頭からぶっ飛んで曲の世界に入り込んでしまいます!

結成から1年ちょっとのクオリティとは思えない

ダンスを踊ったり、音楽に合わせて体を動かしたりするのが苦手な私。

そんな私でも自然と首や足でリズムをとってしまっているほどこの曲のスイング感?は素晴らしいと思う。

陰キャな私はさすがに人の目が気になるんで、車の中で聴きながら思いっきりリズムをとったりはしないですけど、頭の中ではめっちゃ踊り狂ってます。

ノリのいいガレージロックは世の中にすでにたくさんあるかもしれないけど、冒頭の30秒までで完全にハマってしまうくらい勢いがあってフックがききまくっている曲は無かったかもしれないですね。

バンド結成から1年程度でこのクオリティとは…センスの塊です。

サビの最後のコーラスは「バラッバッバラーラーラーバラッバッバラーラーラー」って歌ってるだけでシンプルなんですけど、とにかくわかりやすくてハッピー。

大人から子供まで聴く人の年齢を選ばず、気が付くと頭の中でリフレインしてしまっているような中毒性を持った曲です。

アルバムにはキラーチューンが目白押し

このアルバム、"フラットヘッド" があまりにもインパクトが強いので隠れがちではあるけど、他にもヒットしたシングル、いい曲がたくさん入ってます。

特におすすめな1曲目の "Henrietta(ヘンリエッタ)" は人によっては "フラットヘッド" 以上になるかもしれないくらいのポテンシャルを持ったキラーチューン。

それ以外にも、全英5位のヒットを記録した "Chelsea dagger(チェルシー・ダガー)"。

同じく全英で9位になった "Whistle for the choir(ホイッスル・フォー・ザ・クワイア)"。

彼らがデビューアルバムを大ヒットさせたのがまぐれではなかったことがよくわかります。

ちなみにメンバー全員、姓が『フラテリ』になっていますが兄弟というわけではなくて、ベースのバリー・フラテリの母親の姓を名乗ってます。

『Fratelli』はイタリア語で『兄弟』、英語の『Brother』みたいな意味らしいので、

俺たちは兄弟だぜ!ってことを言いたかったのかもしれません(笑)。

そんなフラテリス、2009年から2013年まで活動停止していたみたいですけど、兄弟ゲンカでもしてたんですかね…。

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