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アルバム情報

  • 発売年:1977年
  • 収録アルバム名:The Stranger(ストレンジャー)
  • アルバム最高位:全米2位、全英24位、日本オリコンチャート3位

ヒット曲を量産したピアノマン

みなさんご存じ1970年代から1990年代もの長い期間、ヒット曲を量産しまくったビリー・ジョエル。

量産、というと聞こえはちょっと悪いかもしれませんけど普通のアーティストは量産なんてできませんからね。

すごい才能です。

ピアノマンであるビリー・ジョエルが、名実ともにスターの地位を確立したのが1977年に発表した名盤「Stranger(ストレンジャー)」。

全米で2位を記録したこのアルバムには、表題曲の "Stranger" や "素顔のままで" 、"She's Always a Woman" 、"Movin' Out" などシングルとしてヒットした曲がたくさんあります。

そんな中で "ウィーン" は5曲目にひっそりと収録されていて、シングル向けの曲ではないかもしれないけど私にとっては隠れた名曲です。

Stranger (ストレンジャー) / Billy Joel (ビリー・ジョエル)
created by Rinker

  1. ムーヴィン・アウト (Movin' Out)
  2. ストレンジャー (The Stranger)
  3. 素顔のままで (Just the Way You Are)
  4. イタリアン・レストランで (Scenes from an Italian Restaurant)
  5. ウィーン (Vienna)
  6. 若死にするのは善人だけ (Only the Good Die Young)
  7. シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン (She's Always a Woman)
  8. 最初が肝心 (Get It Right the First Time)
  9. エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム (Everybody Has a Dream)

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名曲の陰に隠れた名曲

このアルバムは9曲しか収録されていないにもかかわらず名曲ぞろいとして有名なアルバムです。

特に2曲目の "Stranger" や3曲目の "素顔のままで" などはCMやラジオでもたまに聴こえてくることがあるので、洋楽を聴かない方でも耳にしたことはあるんじゃないでしょうか。

ちなみに日本のオリコンランキングでも、週間アルバムチャートでアルバムは3位、総合シングルチャートでは "Stranger" が2位を記録しています。

洋楽のシングルが2位ってすごくないですか?

だけど今回おすすめしたいのは5曲目に収録されている "ウィーン" です。

実はこの曲自体は私は最初はスルーしていました。

どうしても "Stranger"や "素顔のままで" とかが歴史に残るほどの名曲ですからね…。

そっちばっかりリピートしてたような気がします。

それに当時は洋楽を聴き始めたばっかりの高校生だったんで、渋めの曲にはあまりハマらなかったのかもしれません…。

アコーディオンの哀愁

"ウィーン" は哀愁漂うピアノのバラード。

ほとんどピアノの弾き語りですが、ドラムもそれほど強く主張することなく入ってきます。

この曲は間奏で弾かれるアコーディオンがものすごく印象的。

タイトルになっている音楽の都、ウィーンをイメージしたものなのか、それともアコーディオンの音色で歌詞の世界観を出そうとしたのか…。

もしこれがピアノだったら曲の雰囲気はちょっと違うものになってたかもしれません。

"ウィーン"には、ビリー・ジョエルの日本でのヒット曲 "HONESTY(オネスティ)" のようなドラマチックな盛り上がりはありません。

本当にシンプルで、だけどシンプルだからこそ歌詞の深さとメロディーのよさと哀愁たっぷりのビリーの歌声が味わえる、そんな曲です。

父が息子に人生観を諭すような歌詞

歌詞の内容は、父親が息子に、

「夢を見るのはいいけど急ぎすぎるんじゃない。ペースを落とさないと周りが見えなくてムダに年をとってしまうんだよ」

という風に言い聞かせるような感じ。

ビリー・ジョエルが子供のころに離れ離れになった父親。

その父親をビリーが大人になってから尋ねた場所が、オーストリアの首都であるウィーンだったらしいです。

なぜ父親と離れ離れになったのか、なぜ父親がウィーンにいたのかはわかりません。

「ウィーンがお前を待っている」

どういう意味なのかいろいろ想像してしまいます。

ちなみに、ウィーンははるか昔、東西の国からの交差点、分岐点のような役割を持ってたんですね。

この曲のタイトルが "ウィーン"なのも、「人生の分岐点」のような意味合いのことを表現しているからなのかなと、そんな風に思えてもきます。

だけど、音楽の都であるウィーンにビリージョエルの父親がいたなんて、やっぱりビリーには努力だけでなく遺伝的な素質もあったのかもしれませんね。

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