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アルバム情報

  • 発売年:1999年
  • 収録アルバム:Midnite Vultures(ミッドナイト・ヴァルチャーズ)
  • アルバム最高位:全英19位、全米34位

初期はローファイな音作り

サンプリングの技術を駆使して数々のヒット曲を量産しているアメリカのミュージシャン、ベック・ハンセン(Beck Hansen)。

ほぼすべての楽器を使いこなすマルチプレイヤーで、初期は宅録のようなローファイな音作りが特徴的。

メジャーデビューアルバムの「メロウゴールド」に収録されている "Loser(ルーザー)" が本国アメリカのビルボードシングル総合チャートで10位(モダンロックチャートでは1位)になったことから一気に世間から評価されました。

1999年に発売されたベックのアルバム「Midnight Vultures(ミッドナイト・ヴァルチャーズ)」はこれまでのアルバムと違ってファンク色が強いアルバム。

特に1曲目の "Sexx Laws(セックス・ロウズ)" はファンキーで超ハッピーなベック流ダンスナンバーになっています。

この曲はダウンタウンの浜ちゃん司会の番組『ジャンクSPORTS』のテーマソングになっているので、聴いたことがある方は結構いるかもしれませんね。

Midnite Vultures(ミッドナイト・ヴァルチャーズ) / Beck(ベック)
created by Rinker

  1. Sexx Laws
  2. Nicotine & Gravy
  3. Mixed Bizness
  4. Get Real Paid
  5. Hollywood Freaks
  6. Peaches & Cream
  7. Broken Train
  8. Milk & Honey
  9. Beautiful Way
  10. Pressure Zone
  11. Debra

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ダウンタウン 浜ちゃん司会『ジャンクSPORTS』のテーマソング

ヒップホップを軸にして、そこにフォークやファンク、カントリー、更には電子音のような不思議な音まで取り入れているのがベックの曲の特徴。

曲によってはサンプリングで原曲の良さをタナボタ的に活かしたり、ミクスチャー的な音作りも得意なミュージシャンです。

私がベックを聴いたきっかけは、たぶん高校生の時に見てた洋楽ランキング番組、ビルボードTOP40。

私が今まで聴いてきた洋楽アーティスト、その3分の1はこの番組で知って聴き始めたことがきっかけだと思います。

このビルボードTOP40でランキングの上位に入って、ブレイクの引き金になった曲 "ルーザー" 。

その時は「この曲がそんなに人気だって…?アメリカ人の感覚はわからないなあ( ゚д゚)」って感じで、なんでヒットしているのかぶっちゃけ理解できませんでした…。

超脱力したヒップホップみたいなメロディで「俺はルーザー(負け犬)だ、どうして俺を殺さないんだよ?」と力なく歌う雰囲気が、当時の私にはクセが強すぎて合わなかったんですよね。

音自体はオシャレでカッコいいと感じるんだけど、どうしても覇気のない歌い方になじめませんでした。

"ルーザー" の面影は全くなかった

数年後、大学生になった私がふざけた雰囲気のジャケットに興味をそそられて試聴したアルバム「ミッドナイト・ヴァルチャーズ」。

あの "ルーザー" の時のイメージがまだ残ってたので、自分には合わないだろうなと思いながらも1曲目の "セックス・ロウズ" を聴いた時は驚きました!

「あれ?昔聴いた感じと全然違う…?( ゚д゚)」

過去に出たシングルの "ルーザー" とか "デビルズ・ヘアカット" とか、1年前くらいに聴いた "ニュー・ポリューション" はどれもローファイで少し陰鬱な感じのヒップホップ。

歌い方もかなりやる気のないような歌い方でした(笑)。

でも "セックス・ロウズ" はイントロから賑々しいホーンセクションで始まって、しかもベックがノリノリでソウルフルに歌いまくってる!

曲を通して低くブンブン鳴ってるベースのような音も気持ちいい!

そしてサビではちゃんと、

「ここが盛り上がりどころだぜーー!ヒャッハー(゚Д゚)ノ」

ってのが誰が聴いてもわかるくらいにテンションアゲアゲで、気づいたら体がリズムをとってしまうくらいのグルーブ感!

もしかして私が把握してないだけで、過去にもそういうハイテンションな曲があったんであればすみません…。

効果的に使われているバンジョー

"セックス・ロウズ" は、トランペットやサックス以外にも、ペダルスチールギターやアフリカ由来の楽器であるバンジョーなどいろいろな楽器が使われていて、それがこのファンクなノリとパーティ的な雰囲気を強くしているのかもしれません。

ディズニーランドのアトラクション、スプラッシュマウンテンでキャラが音楽に合わせて楽しそうに踊ってる音みたいな感じの、軽やかなバンジョーの音色。

バンジョーがあるのとないのとではだいぶ印象は違ったと思うので、このあたりのセンスはさすがベックと言ったところなんでしょうね。

そしてピアノやタンバリンなどを担当していたのは、なんとあのハイパーオタクポップバンド、ジェリーフィッシュのロジャー・マニング!

まったく気づきませんでした(笑)。

歌詞に関しては、かなりハチャメチャで独特な言い回しなのでよくわかりません。

余談ですけど、この曲が収録されているアルバムのタイトル、Midnite Vulturesの『Vultures(ヴァルチャーズ)』ってハゲタカって意味なんですよね。

ヴァルチャーズって響きからもっとカッコいい意味かと勝手に錯覚してました…。

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