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アルバム情報

  • 発売年:2002年
  • 収録アルバム:The Ballad Hits(ザ・バラード・ヒッツ)
  • アルバム最高位:全英11位 

ABBA(アバ)の系譜を受け継いだスウェディッシュポップ

80年代、90年代の洋楽が好きじゃない方にはあまり知られていないかもしれないけど、ヨーロッパでは超ポップな曲を何曲もヒットさせているスウェーデン出身の男女ポップデュオ、Roxette(ロクセット)。

スウェーデンの音楽のクオリティを世界中に広めたのは "Dancing Queen(ダンシング・クイーン)" で有名なABBA(アバ)だと思いますが、ロクセットもそのスウェディッシュポップの系譜をしっかりと受け継いでます。

ロクセットの世界的ブレイクの後には、日本で巻き起こったスウェディッシュポップブームはすごかったです。

  • ACE OF BASE(エイス・オブ・ベイス)
  • MEJA(メイヤ)
  • Cardigans(カーディガンズ)
  • The Trampolines(ザ・トランポリンズ)

などなど、1990年代には日本でたくさんのスウェーデンのポップアーティストがピックアップされてました。

キャッチーでポップな曲やキレのいいダンスナンバー、さらには極上のバラード曲まで幅広く歌いこなすことのできるロクセットの曲。

洋楽ポップファンであれば1度は聴いてみてほしいところです。

そんなスウェディッシュポップの代表格であるロクセットが2002年に発売したバラードのベストアルバム。

"A Thing About You(ア・シング・アバウト・ユー)" はそのアルバムに収録されていた新曲で、ゆるやかなメロディが美しいバラードです。(※現在はこのアルバムは販売されていないようなのでリンクはバラードベストではありません…。)

Collection of Roxette Hits: Their 20 Greatest / Roxette(ロクセット)
created by Rinker

  1. One Wish
  2. The Look
  3. Dressed For Success
  4. Listen To Your Heart
  5. Dangerous
  6. It Must Have Been Love
  7. Joyride
  8. Fading Like A Flower (Every Time You Leave)
  9. Spending My Time
  10. How Do You Do!
  11. Almost Unreal
  12. Sleeping In My Car
  13. Crash! Boom! Bang!
  14. Run To You
  15. Wish I Could Fly
  16. Stars
  17. The Centre Of The Heart
  18. The Sweet Hello, The Sad Goodbye
  19. A Thing About You
  20. She's Got Nothing On (But The Radio)

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グラデーションのように入れ替わるボーカル

ロクセットは基本的にマリー・フレデリクセンがボーカルです。

でも曲によってはサビ前までは、ギターのペール・ゲッスルが一人で歌って、サビからマリーに変わるという曲が結構あります。

"ア・シング・アバウト・ユー" もそういったスタイルの曲なんですが、ボーカル部分の交換の仕方がなんとも上手い。

サビ前とサビ後できっちりくっきりボーカルパートを受け渡すんじゃなくて、サビ前のだんだん盛り上がる部分でグラデーションのようにボーカルが変わるような感じ。

途中まではマリーがバックグラウンドボーカル。

だけどサビに入る直前の歌詞を歌っている最中に、徐々にマリーの声が厚みを増して、いつの間にかそのままメインのボーカルになってます。

この部分のボーカルとコーラスが滑らかで美しく、曲の世界観にぐーっと引きこまれて、ズブズブに浸れてしまうんです…。

優雅に揺蕩う(たゆたう)感じのサビの曲調には本当にうっとりしてしまうんですが、マリーとペールのハーモニーがこれ以上にないくらいマッチしていることもうっとりできる理由の一つなんだと思います。

歌詞は男女の恋愛

歌詞は、一人の男が

「君がいないとどうにもならない、何も考えられない、君のことが気になって何も手につかないんだ…。」

と歌う、片思いかもしくは別れた直後の彼女に対する歌って感じです。

この女々しさ、私は他人事とは思えませんでした(笑)。

最初はただのちょっとしたメロディ

"ア・シング・アバウト・ユー" はもともとは作曲の合間に思い浮かんだ、ちょっとしたメロディくらいのものだったらしいです。

でも、そのメロディがあまりにもマリー本人とまわりの人々を引き付けたので、マリーはぜひデモ録音をしたいと希望したそう。

アコースティックギターをバックにリードボーカルを録音して議論をした結果…

マリーの声よりもペールの声の方が合っているってことになって、リードボーカルはペールになりました。

マリーの凛とした声で上手く歌ってももちろんアリだとは思うんですが、この曲は人が良さそうな感じのペールの声で「君のことしか考えられなくて…」って歌った方が確かに聴いた時にもっと歌の世界に没入できるような気がします。

ロクセットの曲はポップな恋愛の曲が多くて、"ア・シング・アバウト・ユー" 系のバラードは結構あるので、そういうタイプの曲が好きな方にはおすすめです。

特にパワーバラードの "Fading Like A Flower(消えゆく花のように)" はロクセットの曲の中でも1番キャッチーで耳に残る曲だと思うので、ぜひ一度聴いてみてください!

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