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アルバム情報

  • 発売年:1977年
  • 収録アルバム:Deceptive Bends(邦題:愛ゆえに)
  • アルバム最高位:全英3位、全米31位

2人体制になってからの最初のシングル

職人気質な音楽狂として、数々の名曲を生み出しているイギリスの4人組バンド、10cc(テンシーシー)。

1977年に発売した5thアルバム「Deceptive Bends(愛ゆえに)」に収録されているシングル、 "The Things We Do for Love(愛ゆえに)" 。

英語ではアルバムとシングルのタイトルは違うのに、なぜか邦題はどちらも一緒になってるのでちょっと紛らわしいかも。

この記事では "愛ゆえに" はシングルの方で統一したいと思います…。

"愛ゆえに" は、4人組だった10㏄が分裂してグレアム・グールドマン、エリック・スチュワートの2人態勢になってから最初に発売されたシングル。

メンバー2人が一気に抜けて心配される声もあった中で、全英で6位、全米で5位のヒットを記録しました。

ちなみにこの時に脱退したケヴィン・ゴドレイ、ロル・クレームは2人で『ゴドレイ&クレーム』を結成しています。

Deceptive Bends(愛ゆえに) / 10㏄
created by Rinker

  1. グッド・モーニング・ジャッジ - Good Morning Judge
  2. 愛ゆえに - The Things We Do for Love
  3. マリッジ・ビューロー・ランデブー - Marriage Bureau Rendezvous
  4. 恋人たちのこと - People in Love
  5. モダン・マン・ブルース - Modern Man Blues
  6. ハネムーン・ウィズ・Bトゥループ - Honeymoon with B Troop
  7. フラット・ギター・テューター - I Bought a Flat Guitar Tutor
  8. ユーヴ・ガット・ア・コールド - You've Got a Cold
  9. フィール・ザ・ベネフィット - Feel the Benefit, Pt. 1–3
  10. ホット・トゥ・トロット - Hot to Trot★
  11. ドント・スクィーズ・ミー・ライク・トゥースペイスト - Don't Squeeze Me Like Toothpaste★
  12. アイム・ソー・レイド・バック、アイム・レイド・アウト - I'm So Laid Back, I'm Laid Out★
    (★1997年のリマスター盤に収録)

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世紀の名曲 "I'm Not In Love (アイム・ノット・イン・ラブ)"

10ccの代名詞とも言うべき世紀の名曲 "I'm Not in Love(アイム・ノット・イン・ラブ)" 。

世界的に有名な曲で、日本でもいろいろなCMで使われていたほどです。

私が10㏄を知ったきっかけもやはりこの曲。

2000年の8月頃に放送されていた日産スカイラインのCMソングとして使われていた "アイム・ノット・イン・ラブ" 。

ふと流れてきた曲は、夕暮れの紫色の空を基調にしたきれいな映像と、浮遊感のある幻想的なメロディがとてもがマッチしていて、目と心をいっぺんに奪われてしまったのをよく覚えています。

『フワアァァァ』って感じのバックの音は楽器や機械で出しているんではなくて、10㏄の中の3人の声を何層にも重ね合わせて624人分のコーラスとして表現しているという、レコーディングの知識が無い私にはちょっと想像すらできない世界。

Queenの "ボヘミアン・ラプソディ" はこの曲のおよそ5か月後に発売されているので、この多重録音の技術はQueenにも少なからず影響を与えているかもしれませんね。

意外なことに、日産スカイラインのCMと同時期の2000年の7月頃には "愛ゆえに" もソニーVAIOのCM曲として使われていたので、洋楽ファンの方でなくとも "愛ゆえに" を聴いたことがある方は多いかもしれないです。

リズミカルでポップな "愛ゆえに"

"愛ゆえに" は曲の持っている雰囲気は "アイム・ノット・イン・ラブ" とは違って、弾むように軽やかなピアノが特徴的なリズミカルでポップな曲。

オリジナルメンバーのゴドレイ、クレームはすでに脱退していますが相変わらずコーラスワークの美しさは健在。

出だしこそエリック一人で歌ってるんでしょうけど、途中からはグレアムがずっとお得意の『フワアアアァァ』的なコーラスだったり、ユニゾン?のようにエリックと同じ部分を歌っていたりで、それがとても心地よいです。

Aメロ、Bメロは心躍るような曲調で歌詞のテンポも良いのに、サビは短めでシンプルな構成なのもありきたりじゃなくて新鮮。

私みたいなド素人だったら、「Aメロ、Bメロまでいいのができた!サビで一気に盛り上げるぞ!」とか思っちゃいます。

そこをあえてシンプルなハーモニーで聴かせるという、こういうところが天才とド凡人の感性の違いなんでしょうね…。

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